ジョセフ・サビンとは? わかりやすく解説

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ジョセフ・サビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 08:43 UTC 版)

ジョセフ・サビン

ジョセフ・サビン(Joseph Sabine、1770年6月6日 - 1837年1月24日)は、イギリス法律家博物学者である。ロンドン園芸協会(後の王立園芸協会)の事務局長(honorary secretary)やロンドン動物協会の会計係を務めた。

略歴

イギリス、ハートフォードシャー州のテウィンにアングロ・アイリッシュの名家に生まれた。弟に王立協会の会長となるエドワード・サビンがいる。法律家として働き、税務の監視官として働いた。

博物学、特に植物学鳥類学に興味を持ち、ロンドン園芸協会の初期のメンバーであり、1816年から1830年まで事務局長(honorary secretary)を務め、この間、園芸協会はチジック・ガーデンを開き、デービッド・ダグラスらのプラントハンターを世界に派遣した。紀要、多くの栽培植物に関する論文を執筆した。ロンドン動物協会の会計係も務めた。

弟の天文学者、エドワード・サビンはジョン・ロスの率いた北極探検の隊員となり、捕獲したクビワカモメ標本をジョセフに送り、ジョセフ・サビンはこれにXema sabini(英名、Sabine's gull)と命名し記載した。

1799年に王立協会のフェローに選ばれ、1798年にリンネ協会のフェローにも選ばれた。

Sabineは、植物の学名命名者を示す場合にジョセフ・サビンを示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIAuthor Detailsを検索する。)

参考文献




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