シンフォニア・ヴァルソヴィア シンフォニア・ヴァルソヴィアの概要

ウィキペディア

シンフォニア・ヴァルソヴィア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/12 03:06 UTC 版)

シンフォニア・ヴァルソヴィア Sinfonia Varsovia
シンフォニア・ヴァルソヴィア （2009年のラ・フォル・ジュルネにて）
基本情報
出身地	ポーランド、ワルシャワ
ジャンル	クラシック音楽
活動期間	1984年 -
公式サイト	www.sinfoniavarsovia.org
メンバー	芸術監督 クシシュトフ・ペンデレツキ
旧メンバー	ユーディ・メニューイン（設立者、音楽監督）

ポータル クラシック音楽

1984年にユーディ・メニューインによって設立。ポーランド室内管弦楽団（Polskiej Orkiestry Kameralnej）の団員を中核としてポーランド国内からメンバーが集められた。以来メニューインを音楽監督として活動を続ける。1998年から現在まで芸術監督をクシシュトフ・ペンデレツキが務めている。2001年から2004年までホセ・クーラが客演指揮者を務めた。

主なレコーディングは、メニューイン指揮でベートーヴェン・シューベルトの交響曲全集、クーラ指揮でラフマニノフの交響曲第2番、ペンデレツキの自作自演集などがある。海外でも演奏活動を行っており、日本で行われるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日」音楽祭にも毎年参加している。

ポーランド室内管弦楽団は、1972年にワルシャワ室内歌劇場のオーケストラとして設立された。こちらもメニューインが音楽顧問を務めていた。2002年よりナイジェル・ケネディが芸術監督を務めており、現在もシンフォニア・ヴァルソヴィアとは別に独立した活動を行っている。主なレコーディングは、ヤツェク・カスプシク指揮ケネディ独奏でポーランドの作曲家のヴァイオリン協奏曲集や、フー・ツォンの指揮と独奏でモーツァルトのピアノ協奏曲集などがある。