ギュスターヴ・モロー ギュスターヴ・モローの概要

ギュスターヴ・モロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 09:20 UTC 版)

ギュスターヴ・モロー
Gustave Moreau
『自画像』(1850年)
ギュスターヴ・モロー美術館所蔵
誕生日 (1826-04-06) 1826年4月6日
出生地 フランス王国パリ
死没年 1898年4月18日(1898-04-18)(72歳)
死没地 フランス共和国・パリ
国籍 フランス
運動・動向 象徴主義
芸術分野 油彩画 水彩画
代表作オイディプスとスフィンクス
イアソン』『オルフェウス』
『出現』『ユピテルとセメレ』
テンプレートを表示
モロー『オルフェウス(オルフェウスの首を抱くトラキアの娘)』1865年、オルセー美術館。1866年のサロンに出品。国家買い上げ作品となる。トラキアの娘が抱くオルフェウスの首のモデルはミケランジェロの石膏像。
モロー『刺青のサロメ』1876年、モロー美術館。洗礼者ヨハネの首を、義理の父であるユダヤのヘロデ大王の息子・古代パレスチナ領主ヘロデ・アンティパスに求めた女性。水彩画のヴァージョンがルーブル美術館に所蔵されている。

印象派の画家たちとほぼ同時代に活動したモローは、聖書やギリシャ神話をおもな題材とし、想像と幻想の世界をもっぱら描いた。彼の作品は19世紀末のいわゆる『世紀末』の画家や文学者に多大な影響を与え、象徴主義の先駆者とされている。


  1. ^ モロー《ソロモンの雅歌》The Song of Songs 1853年、油彩、300x319 cm、ディジョン美術館。<http://art.pro.tok2.com/M/Moreau/mor42.jpg>
  2. ^ モロー『クレタ島の迷宮にいるミノタウロスに捧げられるアテネ人たち』1854-55年、106x200cm、キャンヴァスに油彩、ブール=カン=ブレス、ブルー美術館(Musée de Brou)。<http://art.pro.tok2.com/M/Moreau/mor67.jpg>
  3. ^ Louisa Capodieci, Gustave Moreau Correspondance d’Italie, Somogy Éditions d’Art, 2002
  4. ^ モローが鉛筆で素描したドガの肖像画(モロー美術館)が現存している。
  5. ^ ナポレオン・ジョゼフ・シャルル・ポール・ボナパルト(1822年 - 1891年)はナポレオン1世の末弟ジェロームの子。
  6. ^ 国立西洋美術館公式サイトの作品解説: <https://collection.nmwa.go.jp/D.1995-0001.html>


「ギュスターヴ・モロー」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギュスターヴ・モロー」の関連用語

ギュスターヴ・モローのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギュスターヴ・モローのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギュスターヴ・モロー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS