アルツハイマー‐びょう〔‐ビヤウ〕【アルツハイマー病】
読み方:あるつはいまーびょう
アルツハイマー型認知症のうち、初老期(65歳未満)に発症するタイプのもの。進行が速い。ドイツの精神医学者アルツハイマー(A.Alzheimer)が1906年に初めて報告。アルツハイマー型初老期認知症。AD(Alzheimer's disease)。
[補説] アルツハイマー型認知症のことをアルツハイマー病という場合もある。
アルツハイマー病
英訳・(英)同義/類義語:Alzheimer's disease, senile dementia of the Alzheimer tvpe
βアミロイドタンパクの沈着に伴う脳神経細胞の変成が原因となる疾患。
アルツハイマー病
アルツハイマー病
アルツハイマー病
(アルツハイマー型認知症 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 00:47 UTC 版)
アルツハイマー病(アルツハイマーびょう、英: Alzheimer's disease、略:AD)とは、通常、ゆっくりと始まり、徐々に悪化していく神経変性疾患である[1]。認知症の60~70%の原因となっている[1] [2]。最も一般的な初期症状は、最近の出来事を思い出すことが難しくなることである[3]。進行すると、言語障害、見当識障害(迷子になりやすいなど)、気分の落ち込み、意欲の低下、自己否定、行動障害などの症状が現れる[1]。病状が悪化すると、家族や社会から引きこもることが多くなる[4]。徐々に身体機能が失われ、最終的には死に至る[5]。進行の速さは様々であるが、診断後の一般的な余命は3年から12年である[6] [7][8]。
- 1 アルツハイマー病とは
- 2 アルツハイマー病の概要
「アルツハイマー病」の例文・使い方・用例・文例
- いくつかの要因がアルツハイマー病の発病の一因となる。
- アルツハイマー病の前臨床段階
- アルツハイマー病は、彼女の破壊された精神の原因となる
- 神経組織(アルツハイマー病の病理学的現れ)でアミロイド・タンパク質のもつれからなるプラーク
- アルツハイマー病と緑内障の治療に用いられる
- アルツハイマー病という老人性痴呆病
- ES細胞はパーキンソン病やアルツハイマー病などの難病治療のかぎとなることが期待されている。
- 彼女は医者に行き,自分がアルツハイマー病にかかっていることを知る。
- このプロジェクトは米国のスタンフォード大学によって指揮され,タンパク質の構造を解析することによってアルツハイマー病のような難病の解明をめざしている。
- ウィル(ジェームズ・フランコ)はアルツハイマー病の新薬を開発している科学者だ。
- しかし,ウィルは父親のチャールズ(ジョン・リスゴー)がアルツハイマー病を患(わずら)っているため,薬の研究を続けたいと思う。
- オートファジーの不調はアルツハイマー病やパーキンソン病,がんを含むさまざまな病気を引き起こすと考えられている。
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