アダムス・ファミリー テレビアニメ

アダムス・ファミリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/23 04:56 UTC 版)

テレビアニメ

アダムスのおばけ一家

1973年から1975年にかけてアメリカで放送された。ハンナ・バーベラ・プロダクション制作。また、日本語版では独自のキャラクター名が割り当てられている。

日本では1979年、東京12チャンネル(現:テレビ東京)で初放送『まんが・おばけ一家』、放送時間は平日夕方18時00分~18時15分。

日本のカートゥーン ネットワークでは"アダムス・ファミリー"のタイトルで2004年1月2日に第1話から第6話まで先行放送した後、2004年10月25日から再放送された。

1992年にはビデオ化されており、声優が異なる。

スタッフ


英語版

  • ゴメズ(シケモク) - レナード・ワインリッブ
  • モーティシア(アゲカス)/グラニー(モミガラ) - ジャネット・ウォルド
  • ウェンズデー(パンクズ) - シンディ・ヘンダーソン
  • パグズリー(カンカラ) - ジョディ・フォスター
  • パグズリー(カンカラ) - ケン・ウェザーワックス
  • アンクル・フェスター(デガラシ) - ジャッキー・クーガン
  • ラーチ(クズテツ) - テッド・キャシディ

日本語版

括弧内は本来のキャラクター名。小原乃梨子もアニメ版に出演していた。

  • シケモク(ゴメズ/Gomez Addams)- 肝付兼太(テレビ版)、屋良有作(VHS版[44]
  • アゲカス(モーティシア/Morticia Addams)- 不明(テレビ版)、武藤礼子(VHS版[44]
  • パンクズ(ウェンズデー/Wednesday Addams)- 不明(テレビ版)、桑田靖子(VHS版[44]
  • カンカラ(パグズリー/Pugsley Addams)- つかせのりこ(テレビ版)、山本圭子(VHS版[44]
  • モミガラ(グラニー/Grandmama Addams)- 不明(テレビ版)、北川智繪(VHS版[44]
  • デガラシ(フェスター/Uncle Fester Frump)- 大竹宏(テレビ版)、仲木隆司(VHS版[44]
  • クズテツ(ラーチ/Lurch)- 不明(テレビ版)、銀河万丈(VHS版[44]

各話リスト

  • カートゥーン ネットワークでの放送順
日本話数 米国話数 邦題 原題 米国放送日
1 1 フリフリ公園はオバケのもの The Addams Family in New York 1973年9月8日
2 6 パン コンテストはオバケのもの Follow That Loaf of Bread 1973年10月13日
3 7 ウソチョ!はオバケのもの Aloha, Hoolamagoola 1973年10月20日
4 3 ブーラブーラはオバケのもの Boola Boola 1973年9月22日
5 5 スピードレースはオバケのもの The Mardi Gras Story 1973年10月6日
6 4 ボンボンおばばの お金がスイッチョ! The Fastest Creepy Camper in the West 1973年9月29日
7 10 宝物はオバケのもの Ghost Town 1973年11月10日
8 8 月旅行はオバケのもの The Reluctant Astronauts' Trip to the Moon 1973年10月27日
9 9 気球レースはオバケのもの The Great Balloon Race 1973年11月3日
10 11 オバケは正義の味方 The Circus Story 1973年11月17日
11 16 競馬レースはオバケのもの The Addams Family at the Kentucky Derby 1973年12月22日
12 12 大きいお船はオバケのもの The Addams Family at Sea 1973年11月24日
13 13 魔法合戦はオバケの勝ち The Voodoo Story 1973年12月1日
14 14 ローラースケートはオバケのもの The Roller Derby Story 1973年12月8日
15 15 西部劇はオバケにまかせろ The Addams Family Goes West 1973年12月15日
16 2 ユーレイ大会はオバケのもの Left in the Lurch 1973年9月15日
ビデオ版は以下の通り。
第1巻[44]
  • ゴースト・タウン(Ghost Town)
  • ハンドくん行方不明
  • 暴走アダムス・ホーム
  • アダムス一家西部へ行く(The Addams Family Goes West)
第2巻[45]
  • ラーチはロック・スター(Left in the Lurch)
  • アダムス一家は大泥棒
  • ハワイのバカンス(Aloha, Hoolamagoola)
第3巻[46]
  • グラニーばあちゃんの熱愛
  • サーカス物語(The Circus Story)
  • オチョの災難
第4巻[47]
  • アダムス一家ニューヨークへ行く(The Addams Family in New York)
  • 空飛ぶアダムス・ホーム
  • ローラー・スケートでデス・マッチ(The Roller Derby Story)


東京12チャンネル 月曜~金曜 18時00分 - 18時15分
前番組 番組名 次番組
デバドバガバ・トリオ
まんが・おばけ一家
(1979年3月 - 1979年4月)
ステレオ音楽館 ※17時50分から移動

The Addams Family

1992年から1995年にかけてABCテレビで放映。

声の出演


  1. ^ “アニメ映画版「アダムス・ファミリー」にシャーリーズ・セロンら豪華声優陣!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2018年6月6日). https://www.cinematoday.jp/news/N0101366 2021年8月7日閲覧。 
  2. ^ アダムス 2011, p. 8.
  3. ^ アダムス (2011, p. 129) なお、この関係でTVドラマ版ではおばあちゃんはモーティシアの方の身内にされている。
  4. ^ アダムス 2011, p. 68.
  5. ^ これは原作漫画から存在しており(『ザ・ニューヨーカー』1953年9月19日号)、作者が1963年のドラマ版制作時に書いたキャラクターの設定資料でも「釣りが好きだが大抵ダイナマイトを使うなど邪道に走りたがる。」と明記されている。アダムス (2011, p. 144・160)
  6. ^ アダムス (2011, p. 146) 『アダムス・ファミリー全集』では「おばあちゃんの兄弟(or義兄弟)の可能性」という説明があるが理由が未説明。
    なお、英語でも「おじさん(uncle)」は血縁がなくても親しい男性に対し使う場合があるので、親戚でなくても「フェスターおじさん(Uncle Fester)」と呼ばれることはありうるともある。
  7. ^ アダムス 2011, p. 173.
  8. ^ アダムス 2011, p. 162.
  9. ^ アダムス 2011, p. 147・149.
  10. ^ アダムス (2011, p. 176)なお、同書p.147によると運転士の方がフェスターで乗客はそっくりさんらしい。
  11. ^ アダムス 2011, p. 83.
  12. ^ アダムス 2011, p. 85.
  13. ^ アダムス 2011, p. 87.
  14. ^ アダムス 2011, p. 91.
  15. ^ アダムス 2011, p. 103.
  16. ^ アダムス 2011, p. 63.
  17. ^ なお、原作の時点でこの設定はあるが、原作では交通標識以外にプールや海水浴場の危険標識や電気関係施設の警告看板も盗んでいる。アダムス (2011, p. 92)
  18. ^ ファミリーのうち、パグズリーのみ1963年の作者のTVドラマ制作用の設定集の中で「年齢は9歳ぐらい」と明言されている。アダムス (2011, p. 78)
  19. ^ a b アダムス 2011, p. 79.
  20. ^ アダムス 2011, p. 118.
  21. ^ アダムス 2011, p. 61・62.
  22. ^ アダムス 2011, p. 40・117.
  23. ^ アダムス (2011, p. 42)1940年4月6日号でゴメス以外の男とデートして自宅(マンホール)に帰って来た話がある。
  24. ^ アダムス 2011, p. 146・128.
  25. ^ 厳密には1948年3月27日号掲載の話で、一族の肖像画が並ぶ中にフェスターに似た男が描かれている物がある。アダムス (2011, p. 198)
  26. ^ アダムス 2011, p. 144・145.
  27. ^ アダムス 2011, p. 126・127.
  28. ^ アダムス (2011, p. 126)家族確定は1950年度版『Monster Rally』表紙、同居は1954年10月16日号(アダムス (2011, p. 87))から。
  29. ^ アダムス (2011, p. 80・85)パグズリーも同話で兄弟と判明。
  30. ^ アダムス 2011, p. 79・80.
  31. ^ アダムス (2011, p. 79)この子供はゴメスやモーティシアと別の親が出てくる。
  32. ^ アダムス 2011, p. 116・117.
  33. ^ アダムス (2011, p. 41・116)現在の顔は1939年11月25日号から。
  34. ^ 厳密には初登場時に「This is it speaking.」と本人が電話を掛けながら言っていた(1963年10月12日号)が、この「it」は小文字なので名前ではなく「もしもし、電話ですが」というような意味で名乗りではない。アダムス (2011, p. 193)
  35. ^ アダムス 2011, p. 192.
  36. ^ アダムス 2011, p. 182.
  37. ^ 『ザ・ニューヨーカー』1954年3月20日号。アダムス (2011, p. 181)
  38. ^ 映画版では後述の子供たちの名前が「ドナルド・アダムス/デクスター・アダムス」とされているのでアダムズ姓のようだが、夫婦本人たちの名前は出てこない。
  39. ^ アダムス 2011, p. 190.
  40. ^ アダムス 2011, p. 201.
  41. ^ 『声優事典』キネマ旬報社、1994年、14頁。ISBN 4-87376-089-5 
  42. ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、20頁。ISBN 4-87376-160-3 
  43. ^ ホラーTV 『ADDAMS FAMILY』”. TVgroove (2007年2月19日). 2024年2月23日閲覧。
  44. ^ a b c d e f g h i j k l VHSビデオ「アダムスファミリー ゴーストタウン 他」(発売日:1992年6月21日、型番:COVC-4146、販売元:日本コロムビア)
  45. ^ VHSビデオ「アダムスファミリー ラーチはロック・スター 他」(発売日:1992年6月21日、型番:COVC-4147、販売元:日本コロムビア)
  46. ^ VHSビデオ「アダムスファミリー サーカス物語 他」(発売日:1992年6月21日、型番:COVC-4148、販売元:日本コロムビア)
  47. ^ VHSビデオ「アダムスファミリー アダムス一家ニューヨークへ行く 他」(発売日:1992年6月21日、型番:COVC-4149、販売元:日本コロムビア)
  48. ^ 『ファミコン通信 no.175』アスキー、1992年4月24日、157,158,159,頁。 






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