氷魚

実用日本語表現辞典

氷魚

読み方：ひお・ひうお

鮎の稚魚の別名。姿が氷に似ていることから、このように呼ばれるようになったとされる。「こまい」と読む場合もあり、この場合はタラの仲間を意味する。

（2011年10月9日更新）

デジタル大辞泉

こまい【氷^＝魚／氷^＝下^＝魚】

読み方：こまい

タラ科の海水魚。全長約30センチ。体色は灰褐色で、暗色の不規則な斑点がある。食用。北海道以北の日本海・太平洋沿岸にすむ。根室地方では冬、海面の氷に穴をあけて釣る。《季 冬》「沓軋(きし)り現れしアイヌと—釣る／三鬼」

コマイの干物

ひ‐うお〔‐うを〕【氷魚】

読み方：ひうお

アユの稚魚。2、3センチ程度で体はほとんど半透明。秋から冬にかけて琵琶湖でとれるものが有名。ひお。

ひ‐お〔‐を〕【氷^▽魚】

読み方：ひお

「ひうお（氷魚）」に同じ。《季 冬》

[補説] 書名別項。→氷魚

ひお〔ひを〕【氷魚】

読み方：ひお

島木赤彦の第3歌集。大正9年（1920）刊。

難読語辞典

氷魚

読み方：コマイ（ｋｏｍａｉ）

タラ科の海水魚

氷魚

読み方：ヒウオ（ｈｉｕｏ），　ヒオ（ｈｉｏ）

鮎の稚魚

動物名辞典

氷魚

読み方：コマイ（ｋｏｍａｉ）

タラ科の海水魚

学名 Eleginus gracilis

氷魚

読み方：ヒオ（ｈｉｏ）

アユ科のアユの稚魚

季語・季題辞典

氷魚

読み方：ヒオ（ｈｉｏ）

琵琶湖を中心に宇治川、田上川などに産する無色透明の小鮎

季節 冬

分類 動物

冰魚

読み方：ヒウオ（ｈｉｕｏ），　ヒオ（ｈｉｏ）

琵琶湖に産するコアユの一種

季節 冬

分類 動物

近代文学作品名辞典

氷魚

読み方：ヒオ（ｈｉｏ）

作者 島木赤彦

初出 大正9年

ジャンル 歌集

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「氷魚」の例文・使い方・用例・文例

• 氷魚という魚