エム‐ティー【MT】
読み方:えむてぃー
《manual transmission》自動車で、運転者が手動でギアを入れ替えて変速する仕組み。AT(オートマチックトランスミッション)に対していう。マニュアルトランスミッション。→エー‐ティー(AT)
マニュアル‐トランスミッション【manual transmission】
MT
手動操作方式の変速機の略語。変速機前部に乾式クラッチがあり、クラッチ操作は人が行う。変速段位は乗用車で4~6段あって同期機構をもち、後退は選択摺動式が多く、シフトレバーで人が変速操作を行う。MTベースの自動化変速機はATに比べ、変速中のトルクに中断がある。
マニュアルトランスミッション
手動変速機
変速機の種類のなかで、前進の低段位からの発進操作や、低~高段位間の変速操作を手動で行う方式でMTともいう。変速機前部に乾式クラッチをもち、クラッチディスク軸が変速機への入力軸となる。変速機内部は、FR車用は入出力軸同心型で、FF車用は入出力軸平行型である。各段位の駆動と従動ギヤを上下2軸に配置し、ギヤの隣に同期機構とそれを作動させるカップリングスリーブ、シフトフォーク、ストライキングロッドなどを配置し、シフトレバーと連結している。変速段位は乗用車で4~6段、大型トラックで12段がある。
参照 トランスミッション、入出力軸同心型MT、入出力軸平行型MTマニュアルトランスミッション
(manual transmission から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 06:52 UTC 版)
マニュアルトランスミッション(英: Manual Transmission, MT)もしくは手動変速機(しゅどうへんそくき)とは運転者が減速比(ギア)を選択して操作するトランスミッション(変速機)。主に内燃機関が原動機である自動車やオートバイ・農業機械などに装備されている。操作が容易で燃費・ドライビングフィールも改良されてきたオートマチックトランスミッション(自動変速機)が普及した現在は著しく減少している。
注釈
出典
- ^ コトバンクにてデジタル大辞泉ならびに大辞林第三版の引用
- ^ Ferrari click-clack manual transmissions, RIP CAR MAGAZINE 2011年11月11日
- ^ 池田直渡「週刊モータージャーナル」:一周して最先端、オートマにはないMT車の“超”可能性(2/4) IT Mediaビジネス 2016年3月7日
- ^ a b c d 大車林-自動車情報辞典. 三栄書房. (2003). ISBN 4879046787
- ^ 変速機単体の重量では、依然としてシングルクラッチのMTが最も軽量である。
- ^ 絶滅危惧種か!? 大ブーム到来か!? 「MT」の行方はどっちだベストカーweb 2018年8月27日
- ^ 警察庁2014年運転免許統計 https://www.npa.go.jp/toukei/menkyo/index.htm
- ^ 若者のバイク離れに反攻、バカ売れ“Ninja250”に見るカワサキの「掴(つか)む力」!
- ^ トヨタ カローラ スポーツ 燃費・走行性能トヨタ自動車公式サイト
- ^ [3]
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2011年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月6日閲覧。
- ^ 2010年新車販売台数MT比率(ベストカープラス6月18日増刊号の記事)
- ^ [4]
- ^ 「イタ車&フラ車はMTだ」なんて古い?WEBCG
- 1 マニュアルトランスミッションとは
- 2 マニュアルトランスミッションの概要
- 3 概要
- 4 内部構造
- 5 整備
- 6 マニュアルモード付きAT
- 7 脚注
- manual transmissionのページへのリンク