iOSアプリ
iOSアプリケーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 05:25 UTC 版)
「AppleScript」の記事における「iOSアプリケーション」の解説
macOS 11.0以降、ARM Mac上ではiOS用のアプリケーションがそのまま動作している。このため、ARM Mac上で動作するiOSアプリケーションをAppleScriptから操作することも可能になった。専用の用語辞書を持たないiOSアプリケーションに対しては、GUI Scripting経由で操作するが、macOSアプリケーションのようにオブジェクト階層をたどれる作りになっていないため、新たなノウハウが必要である。 Apple純正のメモなどのアプリケーションでは、macOS用とiOS用がiCloud経由でデータのシンクロを行うため、macOS上でデータの更新を行うとiOS側にもそれが反映される。これを利用して、iOS側に大量のデータを登録したい場合にMac上でAppleScriptなどによってデータを追加するといった方法が可能である。また、iPhoneとひもづけされたMacからAppleScriptを用いて電話をかけたりSMSメッセージを送信したりもできる。 iOSシミュレータ上で動くiOSアプリケーションもGUI Scriptingにより操作や情報の取得などが可能である。そのため、AppleScriptからシミュレータ上のiOSアプリを操作し、操作テストを実施して段階ごとに画面キャプチャを記録することも行われている。
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