forgingとは? わかりやすく解説

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鍛造

英語 forging

金属材料加工法のひとつ。切断され炭素鋼などの金属材料加熱したり、または、加熱しない常温のまま、上下1組金型の間で圧縮加工する方法である。鍛造の目的は、鋼塊粗大な樹脂状の結晶破壊して均一な組織にし、引張り強さ伸び絞りなどの機械的性質向上させるとともに所要形状をつくることである。自動車部品では、エンジン部品のコンロッドクランクシャフト(ディーゼルエンジン用が多い)、ミッション部品のギヤブランク(ギヤ素材)、プライマリーシャフト、セカンダリーシャフト、足まわり部品ナックル(トラック用)、そのほかドライブシャフトなどに使用されている。

鍛造

参照 型鍛造
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

鍛造品

forging
工具金型などを用いて材料一部又は全部圧縮したりつち(鎚)打ちしたりして、鍛錬され形成され展伸材
参考 鍛造素材加熱温度に従って熱間、温間、冷間に分けられる

鍛造

【英】forging

金属塊素材ハンマープレスロールなどの機械用いて金型工具押し付け所望形状鍛錬与え代表的な塑性加工法。コンロッドクランク軸歯車スプラインなどの強度部品成形する
その他、潤滑剤やメンテナンス用品、作業環境保護など工場・現場が必要としている商品や供給会社に関する情報については、「ジュンツウネット21」で見ることができます。 ⇒ 「ジュンツウネット21」

鍛造

(forging から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 05:23 UTC 版)

鍛造(たんぞう、forging)とは、金属加工塑性加工法の一種。金型を使用する「型鍛造」と、使用しない「自由鍛造」に大別される。その中で、型鍛造は、加工温度により熱間・冷間・温間鍛造の3種類に分類される[1]


  1. ^ a b c d e f 【鍛造事典】鍛造の種類Ⅰ(金型および変型方式・加工温度)”. www.hakkokinzoku.co.jp. 2023年8月20日閲覧。
  2. ^ 篠崎吉太郎『絵とき「鍛造加工」基礎のきそ』日刊工業新聞社、2009年、9-10頁。ISBN 9784526062957https://pub.nikkan.co.jp/book/b10020215.html 
  3. ^ a b c d e 菅野利猛. “世界文化遺産、韮山反射炉の10大ミステリーを解く”. 2020年5月15日閲覧。
  4. ^ 鍛造 | 塑性(そせい)加工 | なるほど!機械加工入門 | キーエンス”. www.keyence.co.jp. 2023年8月20日閲覧。
  5. ^ 鍛造とは?鍛造と鋳造の違いは? | 株式会社大宮日進”. ohmiyanissin.co.jp. 2023年8月20日閲覧。
  6. ^ 「文明の誕生」p128-129 小林登志子 中公新書 2015年6月25日発行
  7. ^ 鍛接鋼管”. JFEスチール株式会社. 2023年8月22日閲覧。
  8. ^ JFE スチールの鋼管の製造プロセスおよび商品の特徴”. www.google.com. JFE スチール株式会社. 2023年8月23日閲覧。
  9. ^ 日下部良治、三谷一雄『鍛接管と電縫管―その発展と歴史』コロナ社、1986年6月1日。ISBN 978-4-339-04297-9 


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