WiLL サイファ
Vi、VSに続くWillシリーズ第3作目のクルマ。サイファとは英語のCyber(サイバー)とPhaeton(馬車)からの造語。最新のネットワークサービスを駆使した次世代のクルマを意味する。2001年の東京モーターショーに出展していたWill VCそのもので、ヴィッツのプラットフォームを利用したモデル。エンジンは1.3Lと1.5Lがあるが、前者はFF、後者は4WDの専用ユニット。ミッションはスーパーECTを使う。2002年10月、デビュー。
車名の由来どおり、最大の売りは双方向通信システムG-BOOKの標準装備。専用通信モジュールを内蔵し、ワンタッチでネットワークに接続でき、飲食店や映画、イベント情報をはじめとした最新のエリア情報などを入手できる。Eメールの送受信も可能。利用料は月額550円からだが、半年払い、年払いなども設定する。オプションの有料コンテンツもある。もうひとつp-wayというリースシステムも画期的な試みとして注目を集める。つまり、乗った分だけ料金を支払う方法で、基本料金+走行距離+走行距離単価で月々の支払いが決まる。車両価格は2WD車が126万円、4WD車が148万円。
トヨタ・WiLL サイファ
(WiLL サイファ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 17:29 UTC 版)
WiLL サイファ(ウィル サイファ、WiLL Cypha)は、トヨタ自動車でかつて生産、販売されていたハッチバック型の乗用車である。
- ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第59号13ページより。
- ^ CARトップ2002年4月号103ページにおいて、国沢光宏はこれを理由に「Willの第3弾に搭載されるような、クルマ専用の本格的なモバイル機器については否定的な意見をもつ。」(原文抜き出し)と名指しでこのシステムを否定した。
- ^ トヨタ入魂の「コネクティッドカー」何がそんなに“ありがたい”のか?(WebCG、2018.07.04)
- ^ “WiLL サイファ”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月11日). 2020年1月11日閲覧。
- ^ “WiLL サイファ(トヨタ)のカタログ”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月11日). 2020年1月11日閲覧。
- 1 トヨタ・WiLL サイファとは
- 2 トヨタ・WiLL サイファの概要
- 3 関連項目
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