RSTS/Eとは? わかりやすく解説

RSTS/E

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:58 UTC 版)

RSTS (Resource Sharing Time Sharing System)[1] は、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC)[2]16ビットミニコンピュータシリーズPDP-11用に開発したマルチユーザータイムシェアリングオペレーティングシステム。最初のバージョン RSTS-11 version 1 は1970年、PDP-8用タイムシェアリングOS TSS-8 のチームが開発した。RSTSの最終バージョン RSTS/E 10.1 は1992年9月にリリースされた。RSTS-11 と RSTS/E は通常単に "RSTS" と呼ばれ、本項目でもそのように記述する。


  1. ^ 「リステス」または「リスタス」と発音
  2. ^ 現在はヒューレット・パッカードの一部
  3. ^ Dick, P: "The History of RSTS: An Addendum", page 25. "The VAX/RSTS Professional Magazine" February 1, 1984, Vol 6, No 1, ISSN 0746-1909
  4. ^ a b c d e Dick, P: "The History of RSTS", pages 24-26. "The RSTS Professional Magazine" June 1, 1983, Vol 5, No 3, ISSN 0745-2888
  5. ^ Mayfield, M: "RSTS/E Monitor Internals", page 1-9.
  6. ^ Mayfield, M: "RSTS/E Monitor Internals", page 1-4.
  7. ^ Marbach, C: "RSTS and the Micro-11", page 50. "The VAX/RSTS Professional Magazine" August 1, 1983, Vol 5, No 4, ISSN 0745-2888
  8. ^ Romanello, G: "A Preview of RSTS/E Version 9.0", page 28. "The VAX/RSTS Professional Magazine" December 1, 1984, Vol 6, No 6, ISSN 0746-1909
  9. ^ http://replay.waybackmachine.org/20060813131029/http://www.mentec-inc.com/
  10. ^ Digital Software Product Description, SPD 13.01.37 "RSTS/E, Version 10.1", March 1995 AE-DE58L-TC.
  11. ^ Greenspon, M: "The RSTS Crystal Ball - Part 3", page 12. "The RSTS Professional Magazine" October 1, 1982, Vol 4, No 5
  12. ^ a b Dick, P: "RSTS 80th Birthday Celebration", pages 20-25. "DECUSCOPE" Q1 July, 1989



RSTS/E

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「RSTS/E」の記事における「RSTS/E」の解説

新たなメモリ管理サポート追加し新機種のメモリ容量増に対応。名称を RSTS-11 から RSTS/E に変更した。 バージョンリリース時期備考5A-21 1973年7月 メモリ管理拡張(64KBから256KBへ) 5B-24 1974年11月 複数スワップファイルRTSCCL導入 5C-01 1975年3月 バグ修正パッチ) 6A-02 1975年8月 22ビット・アドレッシングの新機種対応(2MBまで)。63ジョブ。 6B-02 1977年2月 新機種対応。RT-11でのSYSGEN。実行時CCL。 6C-03 1978年2月 DECnet II 対応。DTR (Datatrieve) と DIBOL をサポートSUPERVISORモード追加7.0 1978年8月 新機種対応(4MBまで)。遠隔診断サポート 7.1 1981年2月 カーネルモードでの命令/データ空間分離DECnet III サポート 7.2 1982年8月周辺機器対応 (UDA50 drives) 8.0-06 1983年4月 新機種対応 (MicroPDP-11) 9.0-14 1985年5月ハード対応。DCLデフォルトに。PBS (Print Batch Services)。複数特権ハッシュによるパスワード保持。新バックアップユーティリティ。Stardate 9.1-05 1985年10月 ハードウェアサポート拡大マルチスレッドFIP (File Information Processing)。LOAD INDEX 9.2-10 1986年6月ハード対応 9.3-20 1987年1月 ハードウェアサポート拡大DECnet IV サポート 9.4 1987年7月ハード対応。スケジューラ端末サービス強化 9.5-08 1987年12月 クラスター64機構成に拡大。BACKUP/DIR の追加 9.6 1988年9月 LATサポートHELP SPIKE 9.7 1989年7月ハード対応。ANSI PDP-11C が使用可能になった。 10.0 1990年5月 TTDRV でのコマンドライン履歴 10.1 September 1992年9月 2000年問題対応 なお、ソビエト連邦ではRSTSのクローンとして DOS-KP ("ДОС-КП") というOS存在した

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