BASIC-PLUS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 03:58 UTC 版)
「RSTS/E」の記事における「BASIC-PLUS」の解説
BASIC-PLUSで書かれたプログラムは BASIC RTS で実行できる。BASIC RTS では64KBのメモリのうち32KBをBASICプログラム群に提供できる。言語処理系はプログラムのキーワードを1バイトのコードに変換して格納し、変数やデータはインデックス付けされてメモリ上別々に格納される。この内部のバイトコード形式をPCODEと呼ぶ。SAVEコマンドでBASICプログラムをセーブする場合、".BAC" という拡張子付きでメモリ上のイメージがそのままディスクに保存される。このフォーマットは公開されていなかったが、イギリスの大学生が ".BAC" ファイルから元のソースを生成する逆コンパイラを開発した(後にその2人の学生はDECに就職した)。64KBのメモリの残り32KBは BASIC RTS 自身が使用する。以下にBASIC-PLUSのコマンド行の例を示す。"Ready" はプロンプトである。 new New file name--HWORLD Ready 10 Print "Hello World" 20 Input "Press Control-T for 1 line status: ";a$ 30 End run HWORLD 10:17 PM 01-Jan-08 Hello World Press Control-T for 1 line status: ? 1 KB0 HWORLD+BASIC KB(0R) 2(16)K+14K 0.2(+0.0) +0 Ready save Ready compile Ready DIR HWORLD.*/na/ex/si/pr SY:[1,2] HWORLD.BAS 1 < 60> HWORLD.BAC 7C <124> Total of 8 blocks in 2 files in SY:[1,2] Ready
※この「BASIC-PLUS」の解説は、「RSTS/E」の解説の一部です。
「BASIC-PLUS」を含む「RSTS/E」の記事については、「RSTS/E」の概要を参照ください。
- BASIC-PLUSのページへのリンク