Papyrusとは? わかりやすく解説

パピルス【(ラテン)papyrus】

読み方:ぱぴるす

カミガヤツリの別名。

古代エジプトで、1繊維つくった一種の紙。書写材料用いられ、その使用紀元前2000年ころから紀元後世紀及んだ文書は、ヒエログリフ・コプト文字などの古代文字残した。紙を意味する、英語paperペーパー)やフランス語papierパピエ)はこの語に由来する

「パピルス」に似た言葉

パピルス 【papyrus】

カヤツリグサ科大型水草で、古代エジプトでこれを使い世界最古の紙を作った。この大気の神アメン標章ともする。これが茂るとワニ危害を防ぐと信じられモーセはパピルスの籠に入れられて護られたなどの話になっている。この形を模した石柱はパピルス呼ばれ神殿用いられる

かみがやつり (紙蚊帳吊)

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

Cyperus papyrus

アフリカ北部からパレスチナシチリア島にかけてが原産です。川や池沼生育し、高さは2~3メートルほどになります古代エジプトから8~9世紀ごろまで、とくに紙を作るために栽培されきました。このの白い髄を裂いて編んだものがパピルス紙です。そのほかに束ねて筏を作ったり、筵や縄に加工されりしました。また根茎食用になるともいいます
カヤツリグサ科カヤツリグサ属常緑多年草で、学名Cyperuspapyrus。英名は Papyrus, Egyptian papyrus
カヤツリグサのほかの用語一覧
カヤツリグサ:  沙草蚊帳吊  浜菅  玉蚊帳吊  紙蚊帳吊  蚊帳吊草
キリンガ:  キリンガ・ネモラリス
スゲ:  大笠菅

パピルス

(Papyrus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 16:44 UTC 版)

パピルス: πάπυρος、ラテン語: papyrus)は、カヤツリグサ科の植物の1種、カミガヤツリ(パピルス草)の地上茎の内部組織(髄)から作られる、古代エジプトで使用された文字の筆記媒体のこと。パピルス紙とも呼ばれる。「」を意味する英語の「paper」やフランス語の「papier」などは、パピルスに由来する[1]。ただし、パピルスは一度分散した繊維を絡み合わせ膠着させて薄く平らに成形したものではないため、狭義のではない[2]




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