Monotypeとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Monotypeの意味・解説 

モノタイプ【monotype】

読み方:ものたいぷ

活字を1個ずつ自動的に鋳造植字する機械原稿に従ってキーボード打って鑽孔(さんこう)テープ作り、これを活字鋳造機にかけると自動的に鋳造しながら植字するもの。


モノタイプ

読み】:モノタイプ
【英】:MONOTYPE

グラフィック・アート用いられる用語版画絵画中間位置する手法絵柄油彩ガラス板の上描かれその上に紙を置いて刷りとる。紙をはがす際に絵具一部が紙に付着し版画のようにもとの絵柄左右反転して写されることになる。この原理さまざまな応用知られており、たとえば、ガラス代わりにエッチング用の金属板やリトグラフ用の石板使われたり、油絵具代わりに版画用のインク用いられたり、時にはインク部分的に拭きとられたりして使われたりする。ガラス板使用した場合は手で紙の裏をこすり、他の場合にはプレス機使用するともできる厳密にいえばこの手法では1枚しか刷ることができないが、実際には、刷ったあとの板上に残っている絵具補充することにより複数類似した作品制作が可能である。この技法使用した作家としては、17世紀のG.B.カスティリオーネ19世紀ウィリアム・ブレイク、そしてドガなどがいる。20世紀作家たちも、しばしばこの技法使っている。

モノタイプ

(Monotype から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 17:27 UTC 版)

モノタイプ(Monotype)




「モノタイプ」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Monotype」の関連用語

Monotypeのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Monotypeのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
徳島県立近代美術館徳島県立近代美術館
Copyright:徳島県立近代美術館.2024
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのモノタイプ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS