IOCの決議とは? わかりやすく解説

IOCの決議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 01:31 UTC 版)

国際女子スポーツ連盟」の記事における「IOCの決議」の解説

女子陸上競技対するIOCの決議には進展見られず、FSFI態度硬化させてゆく。 1929年 4月8日、第27IOC総会開かれるすべての女子競技オリンピックから除外するかどうか議事となるが、意見分かれたためIOC理事会国際競技連盟(IF)を交えて協議することが決定7月23日IOC理事会開かれるその結果女子競技として体操水泳・テニス・スケートがオリンピック大会種目として承認される。この決定対しIAAFアメリカ代表女子の参加認められない場合次回オリンピックにおいて男子陸上競技ボイコットするという強硬な反対行った1930年 5月22日、第28IOC総会ベルリン開かれる女子競技については議事なし。 5月25日第9回オリンピック会議ベルリン開かれるIOC委員の他各国オリンピック委員、IF代表者集まり再度女子競技取り扱いについて審議行ったその結果女子の参加については「変更行われず維持されること」になったが、IOC会長バイエ・ラトゥールの「大会への女子の参加は、体操水泳・テニス・スケートのような美的種目だけにするのが望ましい」とする提言盛り込まれた。 9月6日第3回国際女子競技大会プラハ開幕人見絹枝個人2位となる。 1931年 4月25日、第29IOC総会バルセロナ開かれる大会採用する女子競技について投票が行われ、スケート体操水泳については全会一致で・フェンシング賛成17反対2で、陸上競技賛成16反対3でそれぞれ承認された。 1932年 7月28日、第30IOC総会ロサンゼルス開かれる女子競技については議事なし。 7月30日ロサンゼルスオリンピック開幕女子の参加認められ競技陸上競技・ダイビング・フェンシング・水泳女子陸上競技採用種目100m80mハードル400mリレー走高跳円盤投やり投800m上の長距離種目採用されなかった。日本からは9人の女性出場した8月8日第11次IAAF総会ロサンゼルス開かれるFSFI再度女子陸上競技10種目拡大するよう要求受け入れられない場合女子陸上競技全面的に廃止することを希望するが、どちらの要求承認されなかった。 1933年 6月7日、第31IOC総会ウィーン開かれる女子競技については議事なし。 1934年 4月25日、第32IOC総会アテネ開かれる大会採用する女子競技について投票が行われ、スケート・フェンシング・水泳については全会一致で、陸上競技賛成11反対9で、スキー賛成9・反対8でそれぞれ承認された。 8月9日第4回国際女子競技大会ロンドン開幕

※この「IOCの決議」の解説は、「国際女子スポーツ連盟」の解説の一部です。
「IOCの決議」を含む「国際女子スポーツ連盟」の記事については、「国際女子スポーツ連盟」の概要を参照ください。

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