BitArray.GetEnumerator メソッドとは? わかりやすく解説

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BitArray.GetEnumerator メソッド

BitArray を反復処理する列挙子を返します

名前空間: System.Collections
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

Public Function GetEnumerator As
 IEnumerator
Dim instance As BitArray
Dim returnValue As IEnumerator

returnValue = instance.GetEnumerator

戻り値
BitArray 全体の IEnumerator。

解説解説

C# 言語foreach ステートメント (Visual Basic の場合for each) を使用することで列挙子の複雑さ回避できます。したがって列挙子を直接操作するではなくforeach使用お勧めます。

列挙子を使用すると、コレクション内のデータ読み取ることができますが、基になるコレクション変更することはできません。

初期状態では、列挙子はコレクション最初要素前に位置してます。Reset実行した場合も、列挙子はこの位置に戻されます。この位置で、Current未定義です。したがってCurrent の値を読み取る前に、MoveNext を呼び出してコレクション最初要素列挙子を進める必要があります

Current は、MoveNext または Reset呼び出されるまでは同じオブジェクト返しますMoveNext は、Current次の要素設定します

MoveNextコレクション末尾を過ぎると、列挙子はコレクション最後要素後ろ配置されMoveNextfalse返します列挙子がこの位置にある場合以降MoveNext呼び出してfalse返されます。MoveNext への最後呼び出しfalse返され場合は、Current未定義です。Currentコレクション最初要素に再び設定するには、Reset呼び出してから、MoveNext呼び出します。

列挙子は、コレクション変更されない限り有効です。要素追加変更削除などの変更コレクションに対して実行されると、列挙子は回復不可能な無効状態になり、動作未定義になります

列挙子はコレクションへの排他アクセス権持たないため、コレクション列挙処理は、本質的にスレッド セーフな処理ではありません。すべての列挙処理が終わるまでコレクションロックすることにより、列挙処理でのスレッド セーフ確保できますコレクション対し複数スレッドアクセスして読み取り書き込みを行うことができるようにするには、独自に同期化実装する必要があります

このメソッドは O(1) 操作です。

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