Act II - 「反転」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 09:08 UTC 版)
「アクシス (マーベル・コミック)」の記事における「Act II - 「反転」」の解説
数日後、スターク・センチネルが解体され、強制収容所が取り壊された今、S.H.I.E.L.D.はキャプテン・アメリカを呼び寄せてレッドスカルに何が起こっているかを議論する。ニック・フューリー・Jr(英語版)はレッドスカルの身柄引き渡しをキャプテン・アメリカに要求するが、反転呪文で暴力的になっていた彼はフューリーを殴り、「スティーブと俺は違う」と言って去る。一方でブルックリンでは家族を人質に取っていたスクィッド(英語版)がヒーローと化したカーネイジによって倒され、その直後に到着したスパイダーマンは現場で「キミの親愛なる隣人、カーネイジより」と書かれたメモを発見する。サンフランシスコではアイアンマンがサンフランシスコ・ジャイアンツのスタジアムに現れ、エクストリミスのデジタル版を市民たちに無料配布すると宣言し、それを観客の中に居たマット・マードックにより知られる。ジーン・グレイ学園ではX-MENは最早人類とミュータントの共存は不可能であり、反転でアポカリプス(英語版)と化したエヴァン・サバヌールと共に適者生存計画を開始すると宣言する。アベンジャーズ・タワーに戻ったキャプテン・アメリカはX-MENの動向を察知しつつ、アベンジャーズと共にレッドスカルの処刑を決定する。エドウィン・ジャービス(英語版)が処刑に反対するが無視され突き飛ばれると、ハルクはクルハ(Kluh)という別人格へと変貌し、アベンジャーズを攻撃してタワーから去る。クルハの問題を後回しにしたアベンジャーズはレッドスカルの処刑に向かうが、彼が居るはずの独房はもぬけの殻となっていた。 レッドスカルの脱獄を知ったキャプテン・アメリカはアベンジャーズ・タワーにヒーローたちを呼び寄せ、彼はアベンジャーズのアクセス権を持つ者によって逃がされたために、この中に容疑者が居ると述べる。スパイダーセンスにより危機を察したスパイダーマンはノヴァとともにいち早くタワーから脱出し、残ったヒーローたちはキャプテン・アメリカによりピム粒子で小型化されて「アリの巣」へと送られる。逃げるスパイダーマンとノヴァはメデューサ(英語版)とキャプテン・アメリカの追撃を受けるが、マグニートーによって救出される。マグニートーはスパイダーマンとノヴァをアベンジャーズ・マンションへと連れて行き、彼らはヒーローとヴィランたちが反転していることをスティーブ・ロジャースによって知らされる。ノヴァはアリゾナでクルーが暴れていることを知るとそこへ向かう。アベンジャーズ・タワーに戻ったキャプテン・アメリカは世界の未来を憂い、そしてそれには暴君が必要であり、自分がそれに相応しいと考える。レッドスカルを探しに来たX-MENとアポカリプスがタワーに到着し、攻撃を仕掛ける。彼らはキャプテン・アメリカを破り、ニューヨークを征服するので3時間以内に人間はマンハッタン島から退去するように要求する。 人類へ警告した後、X-MENはX遺伝子を持たない者だけを殺す「ジーン・ボム」の準備を始めるが、ミスティークはそれを止めようとする。ミスティークはローグとナイトクローラーに苦戦し、セイバートゥースによって救出される。サンフランシスコではトニー・スタークがばら撒いたエクストリミスが社会問題を誘発していることをデアデビルが指摘するが、彼は退けられる。ラトベリアにはスカーレット・ウィッチが現れ、間接的にM-デイの原因を作ったドクター・ドゥームに襲いかかっていた。傷ついたドゥームはクイックシルバーとマグニートーにより救出される。ラスベガスではロキは兄のオーディンソンの説得に失敗し、スティーブ・ロジャース、ノーマッド(英語版)、スパイダーマンにより助けられてクインジェットに乗る。ロキがアベンジャーズ・マンションに到着すると、スティーブはマグニートーが以前に集めていたヴィランたちを呼び寄せており、反転したアベンジャーズとX-MENに対抗するためのアストニッシング・アベンジャーズを結成する。
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