991 RSR (2013–2017)
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「ポルシェ・911 RSR」の記事における「991 RSR (2013–2017)」の解説
2013年、991型をベースとした新型レーシングカーを発表。このマシンより車名から「GT3」が外れ、単に911 RSRとなった。発表時点では991型のGT3がデビュー前であったため、カレラをベースに開発されている。 排気量4.0リットルの水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力は460ps。991 RSRには、改良された空気力学、軽量のギアボックス、新しいサスペンションが含まれている。 2013年シーズン、マンタイ・レーシングは、FIA 世界耐久選手権で991 RSRを走らせるために選ばれた。チームは991 RSRで、ル・マン24時間レースでLM-GTE Proクラスで1–2でフィニッシュし、最大の成功を収めた。2014年もマンタイレーシングは、WEC、ル・マン24時間で2台の911 RSRで引き続き参戦した。またポルシェはコア・オートスポーツと提携して、ユナイテッド・スポーツカー選手権に、ポルシェ・ノースアメリカのチーム名で2台のポルシェ911 RSRで参戦し、初戦のデイトナ24時間レースでGTLMクラス優勝を飾った。 2015 ポルシェ・911 RSR (991) 2016 ポルシェ・911 RSR(991)
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991 RSR (2017–2019)
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「ポルシェ・911 RSR」の記事における「991 RSR (2017–2019)」の解説
2016年11月、ポルシェはLM-GTEカテゴリー向けに新型911 RSRを発表した。それまでのリアエンジンレイアウトに代わり、911 GT1以来となるミッドシップレイアウトを採用した点が最大の特徴。4.0リッター水平対向6気筒エンジンを搭載し、エアリストリクターに応じて出力は375 kW(510 PS; 503 hp)、車両重量は1243kg。その他の新機能には、新しいトランスミッション、スワンネックのリアウイングとより大きなリアディフューザーを含む新しい空力パッケージ、クイックチェンジボディパネル、クイックチェンジシムシステムを備えたダブルウィッシュボーンサスペンション、可動式ペダルボックス、統合ディスプレイ付き多機能ステアリングホイール、リアビューカメラ、衝突回避システムを備えた。 2017年のデイトナ24時間レースよりデビュー。2018年のル・マン24時間レースにはポルシェGTチームより4台(#91、#92、#93、#94)がエントリーし、うち2台(#91、#92)にはポルシェのスポーツカー製造開始から70周年を記念した特別なカラーリングが施された。いずれも往年のポルシェのレーシングカーのカラーリングを復刻したもので、#91は956や962のロスマンズカラーを想起させるデザイン(ロゴはなし)、#92は「ピンク・ピッグ」と呼ばれるポルシェ・917/20を模したデザインとなった。決勝では#92と#91がLM-GTE Proクラスでそれぞれ1-2フィニッシュを飾り、LM-GTE Amクラスでもデンプシー・プロトン・レーシング#77が優勝を果たした。また2018-19年のWECでもLM-GTE Proクラスのタイトルを獲得した。 2019年のル・マン24時間レースでも、ポルシェGTチームは前年と同じく4台体制を継続。LM-GTE Proクラスで#91が2位、#93が3位という結果だった。LM-GTE Amクラスではチーム・プロジェクト 1#56が優勝を飾った。 2018 ポルシェ・911 RSR(991) 2018 ポルシェ・911 RSR(991) 2017 ポルシェ・911 RSR(991) リア
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