2007年度の本試験とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 2007年度の本試験の意味・解説 

2007年度の本試験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:23 UTC 版)

大学入試センター試験」の記事における「2007年度の本試験」の解説

世界史B」小問32に関して河合塾は、「フランスでは普仏戦争プロイセン=フランス戦争)の敗北後第三共和政成立した」という文を正文として扱う問題があったのに対し東京書籍新選世界史B』(採択率:8.2%)と三省堂世界史B』(同3.9%)では、第三共和政開始普仏戦争中の1870年として扱っており、学説的にも異同見られることから、不適切設問ではないかとする質問状大学入試センター送付した。これについて大学入試センター同年1月21日第三共和政成立した時期については様々な説があるが、一般的には普仏戦争後に成立した考えられているとして、明らかな出題ミスではないと回答した。だが河合塾同日該当教科書履修した生徒に対して問題不利益になったこと、普仏戦争敗北第三共和制成立定義について再考してもらいたいとして、質問状送付している。 河合塾は、「化学I」第4問問4(加水分解後の物質より元のエステル構造式を問う問題)についても、ギ酸フェーリング反応をせず、問題文中記述「b 得られカルボン酸は、フェーリング液還元した」を正確に考えると正解がなく、深く学習をした受験生にとって不利益になったとして質問状送付している。これに対してセンター同年1月26日ギ酸フェーリング液との反応については、通常のアルデヒド同様に反応性を示すという文献と、ギ酸フェーリング反応示さないとの文献2種類があるが、センター側による実験の結果ギ酸フェーリング液還元することが確認されているため、正答存在する、と回答している。 愛知県県立高等学校勤務する非常勤講師から、「物理I」第1問問1(変圧器原理を問う問題)において、通常の変圧器計算方法から算出される「5ボルト」が正解とされているが、実際に問題内の図で示されている装置用いて実験行った場合、約1.8ボルトしか観測されず、出題ミスであるとの指摘があった。大学入試センターは「各科目ごと20程度問題作成関係しており、次回参集時に検討してもらう」と回答する留めた。

※この「2007年度の本試験」の解説は、「大学入試センター試験」の解説の一部です。
「2007年度の本試験」を含む「大学入試センター試験」の記事については、「大学入試センター試験」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「2007年度の本試験」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2007年度の本試験」の関連用語

2007年度の本試験のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2007年度の本試験のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大学入試センター試験 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS