2000年の発掘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 14:40 UTC 版)
2000年(平成12年)11月の発掘で、縄文時代中期頃の盛り土で区画された大規模な集団墓地遺構が検出された。大量の土を動かし、それを積み上げて盛り土をし墓を造っている。盛り土は、日本列島では、縄文時代後期に属する北海道斜里郡斜里町の環状土籬、弥生時代の墳丘墓、古墳時代の各種の古墳などがある。人間の労働力を集中して自然の景観を変えてしまう共同作業が縄文の時代にも行われていた。また、中期中葉に属する板敷き土壙墓が発見された。そのうち1基から、仰臥屈葬による人骨が発見された。
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