1971年以降とは? わかりやすく解説

1971年以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:29 UTC 版)

アバルト」の記事における「1971年以降」の解説

1971年フィアット買収されアバルトは、そのモーター・スポーツ部門受け持ち世界ラリー選手権WRC)向けにアバルト124ラリーアバルト131ラリー、フィアット・アバルトX1/9プロトーティポの開発行なった1979年より後の037ラリーベースとなるベータ・モンテカルロ・ターボ Gr.5のパワーソースチューンを行なう1981年会社としてのAbarth & C.活動停止したが、フィアット内のレーシング部門としてのアバルト活動続いたフィアット世界ラリー選手権WRC出場同社傘下になったランチア移行した後も、1983年発表の037ラリー1985年発表デルタS4の2台の優れたグループB規定車両開発担当した1982年から1991年世界耐久選手権WEC)ではランチアワークスでのオープントップクラスでのランチア・LC1グループCカーランチア・LC2(ワークス放出後もムサットにより継続)のパワーソースチューンも担当している。 1986年、ボローニャ・モーター・ショウでデルタS4から発展型のハイテク(カーボンハニカムコンポジット)素材統合させたランチアECV(Experimental Composite Vehicle)(推定600hp前後)発表。『ECV2』(750hp)は1988年ハイテク素材空力テストベッドとして発展しWRCグループS頓挫によりそのプロジェクト終了させた経緯がある。同時にFISA予定し頓挫したプロカー選手権用のプロカー4も試作テスト段階でその幕を閉じることとなった1987年にはWRC参加車両グループB車両からグループA車両移行したが、同年から1992年までWRC6連覇したランチア・デルタHFシリーズ開発も主にアバルトが行っている。 1990年代は主にドイツツーリングカー選手権(DTM)や国際ツーリングカー選手権(ITC)用とアルファロメオ系のGTカーやワンメークレースであるカップカーやグループN車両手がけるうになる1997年アバルトスタッフのほとんどがフィアットモータースポーツ部門、フィアット・アウト・コルセに吸収され事実上ファクトリー消滅した市販車においてはラリーカー市販バージョンのほか、1970年1980年代アウトビアンキ・A112アバルト、フィアット・リトモ・アバルト125TC、フィアット・リトモ・アバルト130TCなどに関与したその後アバルト冠した市販車がフィアット・グループから登場したが、1991年発表のフィアット・チンクェチェント・トロフェオ(車名アバルトの名はないものの)を除いては、ターボ追加した上位エンジン積んだしたものに、アバルトブランドのエアロパーツやエンブレム・ステッカー等を追加したものであり、アバルト本来のエンジン・チューンは施されていない2001年フィアットアバルトの名を冠したスーパー1600クラス車両プント・アバルト・ラリーおよびスティーロ・アバルト・ラリーを発表以降ヨーロッパラリー選手権参戦した開発はN・テクノロジー社が担当2005年継続してプント・アバルト・ラリーにてヨーロッパラリー選手権参戦また、市販車パンダ大幅にチューニングしたパンダ・ラリー・アバルトを使用したパンダ・ラリー・カップを開催いずれも車体には大きくアバルト文字サソリ描かれていた。 2006年フィアットスーパー2000クラス車両グランデ・プントS2000での参加開始ヨーロッパラリー選手権イタリア国内選手権制覇2007年フィアットより、公式にABARTH&C.の復活プレスリリースされた。これに合わせて市販車、グランデ・プント・アバルトのプロトタイプ発表されその後9月にグランデ・プント・アバルト1.4ターボ(155ps)が発売された。フィアットとして参加していたインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジIRC)ではワークス名をアバルト変更し名実共にアバルトとしてラリー活動を行うことになった2008年3月新型フィアット・500ベース500アバルト1.4ターボ(135ps)がジュネーブモーターショーにて発表された。また、グランデ・プント・アバルト1.4ターボ装着するesseesse(Super Sport)キット(180ps)も本国にて発表された。5月49限定500アバルトassetto corse(200ps)を発表9月500アバルト1.4ターボesseesseキット(160ps)発表2009年2月より日本国内のオフィシャルディーラーネットワークが構築され同時にアバルト グランデプント ベースグレード発売4月アバルト500発売6月アバルト グランデプント エッセエッセ発売2010年10月アバルト500C(140ps) 、アバルトプントエボ(165ps)発売11月アバルト695トリブートフェラーリ予約開始2016年7月より、フィアット正規ディーラー網でも取り扱い開始これまでの専売ディーラーのほかに、フィアット併売ディーラーも加わることになる。

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