ランチア
イタリアのメーカー。ピンチェンツォ・ランチアが1906年に設立(69年からフィアット傘下)。第2次世界大戦前には市販車のラムダがスポーツカーレースに出場した程度だったが、戦後は50年代前半、スポーツカーレースやF1に積極的に参戦した。前者は54年にミレ・ミリアなどを制したが、55年にデビューしたF1マシンのD50は好成績を残せず、資金難からシーズン終了後に撤退した(マシンなどはフェラーリに譲渡)。また、70年代後半から、ベータ・モンテカルロやLC1、LC2でスポーツカーレースにも参戦したが、こちらはラリーほどの成果は上げられなかった。以後、92年までストラトスやデルタ・インテグラーレなどがメーカー部門のタイトルを10度獲得した。
ランチア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 07:59 UTC 版)
ランチア[1](Lancia Automobiles S.p.A. )は、イタリアのトリノを本拠地とする自動車メーカーである。1906年に設立され、1969年以降はフィアットグループの傘下、2021年よりステランティス N.V. 傘下にある。
- ^ 正式なカタカナ表記は「ランチア」であるが、イタリア語での発音は「ランチャ」に近く、そのように表記/呼称されることもある。
- ^ “All Chrysler models to be rebadged as Lancia in Europe”. WorldCarFans.com (2010年6月7日). 2011年11月4日閲覧。
- ^ http://www.autoedizione.com/marchionne-talks-about-alfa-romeo-and-lancia-in-detroit/
- ^ 「Response」2014年5月13日分記事より
- ^ [1]ダイヤモンドオンライン2019年12月2日配信記事「プジョーシトロエンとフィアットクライスラー、合併のメリットはどこにあるか」より
- ^ “ランチアが突然の復活宣言、タイヤすらない“オブジェ”と新ロゴが示す新生ランチアの姿とは”. レスポンス(Response.jp). 2022年11月30日閲覧。
- ^ 三栄書房「ラリー&クラシックス Vol.4 ラリーモンテカルロ 100年の記憶」内、「ルイ・シモンは二度勝つ」より参考。
- ^ 四国自動車博物館でかつて行われていたフラミニア スペル スポルトの展示
ランチア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:14 UTC 版)
「ル・マン24時間レース」の記事における「ランチア」の解説
1982年にグループ6のLC1で参戦したが、ポルシェ・956の前に惨敗に終わった。1983年からグループCのLC2にて参戦し、特にポルシェワークスが欠場した1984年は注目を集めたが、この時もヨースト・レーシングに惨敗した。
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