1400形
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1400形は丸ノ内線用の車両ではないが、最初の開業に向けて銀座線において乗務員および整備担当者の教習に使用され、丸ノ内線の開業に大きな役割を果たした車両である。 丸ノ内線の初期開業に先立って、300形に使用する機器や台車など一式を銀座線用に1400形として2両に新製装備し、1953年(昭和28年)6月より半年間、銀座線上で丸ノ内線運転士の運転技術習得運転(試運転)を実施した。同年8月から11月にかけては車両の整備保守担当者に対しても、保守技術の実習が行われた。丸ノ内線開業後、1400形の機器は300形2両に譲った。
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1400形
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「東京市電気局1471形電車」の記事における「1400形」の解説
1942年に残存していた1300形の車体を改造し、オープンデッキ部に引戸を設けて別形式としたもの。全長が引戸増設分だけ延長されている。 太平洋戦争中には1942年に4両、1943年に6両の計10両が製造され、全車が三ノ輪車庫に配備された。戦災により1406号と1408号が半焼したが後に復旧。1404号が1500形の替わりに川崎市電へ譲渡。1946年末に1500形の1613号、1612号がそれぞれ1411、1412→1404(2代目)に改番された。 戦後は巣鴨車庫へと移ったものの、戦後の混乱に加えて種車が製造後30年の木造車であったことも災いし老朽化が激しく、1947年末にはすでに4両がラッシュ時に稼働するのみとなっていた。結局1948年に全車が廃車。1401、1403、1406が川崎市電に譲渡された他、教習車として使用する話のあった1両が交通局芝浦工場に残されていたが結局撤回され、鋼製3000形へ改造。東京市電の一大勢力をなした『ホヘサ』の系譜の終焉を飾った。
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