霊帝ケイサル・エフェス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 14:18 UTC 版)
「ゼ・バルマリィ帝国」の記事における「霊帝ケイサル・エフェス」の解説
声優:水木一郎 『第3次α』のラスボスで、αシリーズの真の最終ボス。ゼ・バルマリィ帝国の真の支配者であり、真の霊帝。 「創世神ズフィルード」、「ゲベル・ガンエデン」とも呼ばれている存在。 代々霊帝を仕立て上げ延命処置を施した上で自らの影武者にしており、影武者の霊帝達しか謁見を許されていないため、その他の人間達は存在すら全く知らなかった。登場・名称判明は『第3次α』の最終話だが、存在そのものは『α』の時点で渚カヲルによって暗に示唆されていた。 元来はイデによる破壊に対抗して生き延びるための惑星防衛システムであるゲベル・ガンエデンの中枢になった最初のサイコドライバーであり、バルマー側の「アウグストス」であった。 イデの発動による創造と破壊の輪廻から取り残されて生まれる「まつろわぬ霊」たちアンチ・イデとも言うべき力を用いることを選び、悪霊を繰り返し吸収し続けることでイデではなく自らが運命を支配する新たな宇宙の創造を目論むようになった。そのためにはイデを滅ぼす必要があると考え、500年前にゲベル・ガンエデンという殻を脱ぎ捨ててバルマー本星の地下に潜伏し、力を蓄えながら機会を待ち続けた。現在のケイサル・エフェスは究極の悪意と天文学的な数の怨霊の集合体であり、イデの対となる存在である。 外見は威厳のある老人だが、それは仮の姿に過ぎず、真の姿は全身を漆黒の皮膚に覆われ、6本の腕と2本の角、3つの赤い目を持つ異形の存在である(「終焉の銀河」使用時に姿を見ることができる)。イデを抹殺すべく、神壱号作戦を成功させたαナンバーズの前に現れ、銀河全ての生命を抹殺し、自らの手で宇宙を新生させ神となろうと目論む。一度はαナンバーズを追い詰めるが、平和を願う者達の強大な意志によって形勢逆転し、最後はイデとナシム・ガンエデンの手で消滅したが、眷族である悪霊は世界に残った。 もう一つのエンディングであるイデエンドでは、イデが発動する直前にその姿を見ることができる。 数多存在するバンプレストオリジナルキャラクターの中で唯一、設定そのものに版権作品(『伝説巨神イデオン』)の固有名詞が組み込まれたキャラクター、機体である。 専用BGMは「終焉の銀河へ」、「GONG (Ver.α3)」。 『アイドルマスター シンデレラガールズ』の『OG』シリーズとのコラボイベント「LIVEツアーカーニバル スーパーロボット大戦CG -奏鳴の銀河へ-」ではラスボスとして登場。 先頭へ戻る
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