B寝台
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B寝台(Bしんだい)は、JR車両の寝台車の区分の一つである。なお、JR以外では長距離フェリーの一部にも「B寝台」という名称の設備があるが、本項目では専らJRのB寝台について述べる。
- ^ 昭和9(1934)年12月の料金表によれば、二等寝台は上段3円下段4円50銭(中段なし)、一等は5円と7円。ちなみにこの料金表が載っている鉄道省編纂「鉄道時間表」(現JTB)は定価25銭。
- ^ 初売りの人気上々、下段から売れる『東京日日新聞』昭和6年2月1日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和6年-昭和7年』本編p445 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 等級制の時代は、寝台の利用に際しては運賃や急行料金もその等級に応じた額を要した。二等は三等の2倍が基本であり、昭和9(1934)年に東京から大阪まで(普通)急行の三等で移動する場合、寝台の下段を利用しても計8円50銭程度で済んだのに対し、戦後のA寝台にあたる二等寝台では18円50銭、座席車では14円を要した。普通列車の二等寝台でも16円50銭と倍額程度となる。
- ^ 「時間表」昭和9(1934)年12月号(鉄道省)の『特殊設備ノアル旅客列車一覧表』によれば、三等寝台車を連結した計23往復のうち普通列車は1/3に満たない7往復であった。戦前は普通列車でも二等寝台のほうが多く、同年は半車(合造車)を含めると23往復を数える。
- ^ 21世紀のクルーズトレインであるななつ星 in 九州とTWILIGHT EXPRESS 瑞風はイネやイを付した車両を有するが、これらにもハネやハ(やロネやロ)は連結されていない。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』156 1964年4月号 p.78
開放式B寝台
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1・5・11号車に設置。上下二段式のシングルベッドが2組向かい合い、4名で1ブロックとなっている。通路とそれぞれのベッドはカーテンで仕切られていた。
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開放式B寝台
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開放式B寝台は、2014年3月15日までは、2 - 4号車と9 - 10号車に連結されていた。下り羽後本荘 → 青森間は立席特急券で、上り青森 → 羽後本荘間は指定席特急券で座席として利用できた。ただし、上り列車では利用できる車両は4号車のみである。このため4号車の夜行区間の寝台券は羽後本荘以南の区間のみの利用に限って販売されていた。下りでは、羽後本荘 - 大館間は4号車のみ、大館 - 青森間は3・4号車が利用できた。
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