開放弦とは? わかりやすく解説

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かいほう‐げん〔カイハウ‐〕【開放弦】

読み方:かいほうげん

弦楽器の弦を、左指で押さえない奏する場合の、その弦。


開放弦[open string]


開放弦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 23:19 UTC 版)

開放弦(かいほうげん)は弦楽器を演奏する際、指でを押さえずに音を出すこと、または指で弦を押さえていない状態[1]そのものをいう。


  1. ^ H.Berlioz=R.Strauss - Intrumentationslehre, pp.4-6
  2. ^ 便法であるが、開放弦のビブラートは1オクターブ上の音を隣の弦で作りながらそれをビブラートさせることで得る。
  3. ^ A.Casella=V.Mortari - La Technica dell orchestra contemporanea, pp.149-151
  4. ^ ブラームス交響曲第1番の第4楽章主題提示部(Allegro non troppo)の最初の主題におけるヴァイオリンの最低音であるG音


「開放弦」の続きの解説一覧

開放弦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:34 UTC 版)

弦楽器」の記事における「開放弦」の解説

指で弦を押さえて音を変える楽器において、指で押さえていない状態を開放弦という。ヴァイオリン属楽器のようにフレットのない楽器では他の(指で振動吸収される)音と音色違ったり、ヴィブラートかけられないので、使用控えられことがあるが、音としては、指で押さえて出す音よりも、音量大きく豊かな良い音がでるので、意図的に指定して使用することもある。バッハ無伴奏チェロ組曲第6番は、5弦のチェロでの演奏前提としており、これを現代の4弦のチェロ演奏しようとすると、本来あるべき5番目の弦の開放使用できないので、苦労することになる。 逆に三味線などの和楽器は、開放弦に音階上の主要音を設定し多用することが多い。こうすることにより、演奏をしやすくしたり共鳴豊かにする効果がある。同様の例は、西洋楽器でもヴィオールなどにみられる

※この「開放弦」の解説は、「弦楽器」の解説の一部です。
「開放弦」を含む「弦楽器」の記事については、「弦楽器」の概要を参照ください。

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