追出

デジタル大辞泉

つい‐しゅつ【追出】

読み方：ついしゅつ

［名］(スル)追い出すこと。追放。

「かの外法おこなひける聖(ひじり)を—せんとしければ」〈平家・一〉

歴史民俗用語辞典

追出

読み方：オイダシ（ｏｉｄａｓｈｉ）

近世、米の買持期限の過ぎること。

隠語大辞典

追出

読み方：おいだし

1. 興行物の終ること、はねと同じ。
2. 番組の最後に、太神楽やかっぽれ一座のような賑やかなものを加えること。又は主任が二軒ばね（一人で二軒の席のとりをつとめること）をする場合、一軒は中入り前などに出てしまうため、追出しをつかってはねることになっている。〔芸能（寄席・落語）〕
3. 〔芸〕番組の最後に太神楽やかっぽれ一座のような賑やかなものを加えること。又は主任が二軒ばね（一人で二軒の席のとりをつとめること）をする場合、一軒は中入り前などに出てしまうため、追出しをつかってはねることになっている。
4. 〔隠語〕番組の最後に、太神楽や活惚一座のような賑かな物を加える事、是は若い真打であつたり、又は主任が二軒ばねをする場合、一軒は中入り前などに出てしまう為、追出しを使つてはねる事になつている。
5. 以前の落語寄席は大抵畳敷きで、お客は一々履物を預けていた。雨の日には傘という厄介ものまである。イザ帰へるとなると預けておいた下駄や傘を貰うのに相当混雑をするので、切席になるとお客の尻が落ちつかない。それでこれを防ぐために切席にどつさり（真打）の芸人が出る時には、そのあとへ元老格の大看板か曲芸、奇術等の軽い色物をつけ足すことにしていて、これを追出しといつていた。（※以下略）

分類 寄席、寄席／落語、芸能、芸能界、落語界

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追出（おいで）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/15 02:57 UTC 版)

「HORIZON (漫画)」の記事における「追出（おいで）」の解説

中船橋高校の陸上部監督。片桐の才能に惚れ込み、彼を陸上の世界に戻そうと説得している。だが、竜角寺学園戦で初めてトライを決め、仲間達と喜んでいる彼の姿を見て諦める。

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「追出」の例文・使い方・用例・文例

• 追出してしまえ