終る

デジタル大辞泉

おわ・る〔をはる〕【終（わ）る】

読み方：おわる

［動ラ五（四）］

１ 続いていた物事が、そこでなくなる。しまいになる。済む。「授業が—・る」「一生が—・る」⇔始まる。

２ （「終わった」「終わっている」の形で）廃れる。人気が衰える。「あの歌手はもう—・っている」

３ （「…におわる」「…でおわる」などの形で）期待された結果が得られないまま、それが最後の状態になる。「失敗に—・る」「夢で—・る」

４ 動詞の連用形に付いて、動作・作用が完結する意を表す。…しおわる。…てしまう。「食べ—・る」

５ しまいにする。終える。「会議を—・ります」⇔始める。

６ 生命が尽きる。死ぬ。

「笑へるごとくにて—・り給ひにけり」〈著聞集・二〉

[可能] おわれる

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

終る

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 10:46 UTC 版)

和語の漢字表記

終る

1. おわる　参照

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「終る」の例文・使い方・用例・文例

• 私達は、その試合を笑顔で終ることができました。
• 私はそれが何時始まって、何時終るか分かりません。
• 議長は意見が不一致に終る可能性を排除しなかった。
• 政治家の選挙中の公約はほとんど空手形に終ることが多い.
• 学校は午後 3 時に終る.
• 世を終る
• 英語の語尾はたいがい子音で終る
• 日本外史は平氏から始まって徳川時代で終る
• 原稿は今月中に書き終る
• この事はいつも水掛論に終る
• たいていの人は凡庸に終る
• （何と）同時に始まる、同時に終る
• たいていの人は平凡に終る
• 右御返事申上候（と書き終るところを英文にては筆頭に）
• 交渉調わず（不調に終る）
• 小説がめでたしめでたしで終る
• これらは皆三号雑誌に終る