輻射式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 06:55 UTC 版)
ヒーターを高温にすることにより、大半のエネルギーを赤外線(遠赤外線)として放射させる方式である。ヒーター部分は、コイル状のニクロム線を石英ガラスのパイプに通した構造のものが安価であり、多く使われている。赤外線は空気に@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}熱エネルギー[疑問点 – ノート]を奪われることもなく、直接人体を温めるため効率的である。このため、ドアを開けっ放しにしている店舗のような風が吹きこむ環境でも良く暖まる。放射される赤外線と可視光線は人体や壁などに吸収されて100%の効率で熱になり間接的に空気を温めるので、室内の空気を温めるエネルギー効率は温風式や対流式と結果的に同等となる。ヒーターの背後に反射板を設け、輻射熱を前面に反射させる構造が一般的である。 以上の特徴から台所、勉強部屋、店舗のレジの近くなど局所暖房としての利用が多い。
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