赤目四十八瀧とは? わかりやすく解説

あかめ‐しじゅうはったき〔‐シジフハツたき〕【赤目四十八滝】

読み方:あかめしじゅうはったき

三重県名張(なばり)市南西部丈六(じょうろく)川の支流滝川にかかる多数の滝。赤目不動尊がある。紅葉の名所

赤目四十八滝の画像

赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)

河川 三重県名張市

名水画像
位置情報

周辺の自然環境
赤目四十八滝は、室生赤目青山国定公園内にあり、簡易水道水源として利用されている。また、オオサンショウウオ様々な山野草や陰下植物生息し整備され遊歩道などによって、景観とともに楽しむことができる。
利用状況
簡易水道水源として利用滝の入り口には、「じゃんじゃの」という湧き水出ている。その昔伊賀流忍者百地三太夫などが修行のとき、身を清め心を鎮めたとされているもので、豊富な湧水(じゃんじゃん出ている)と行者が持つ錫杖の音に似ていることところから呼ばれているもの。その湧き水はとても冷たく冷やしとして使用されている。

由来・歴史
役行者えんのぎょうじゃ)が滝で修法中、不動明王赤目の牛に乗って顕れその霊示によって滝の近く延寿院開基したという行者伝説があり、四十八滝最初の滝は行者の滝といい、役行者行跡地の一つとされていたからという。その他、不動滝大日滝など仏の信仰にかかわる名の滝がある。
水質保全活動
日常的な取り組みとして、落石倒木等、危険箇所点検改善行ったり、環境パトロール行ったりしている。渓谷内の保水力を上げるべく森林活性化図り渓谷内の保全広葉樹植栽など、赤目観光協会事業として推進している。また、入り口ある日本オオサンショウウオセンターの管理運営行っている。


アクセス
鉄道バスお越し場合
■ 近鉄赤目口駅下車バス10

【 お車でお越し場合
■ 名阪国道上野IC」から約45分

お問い合わせ
NPO法人 赤目四十八滝渓谷保勝会
〒 518-0469
三重県名張市赤目町長坂861番地1
TEL : 0595-63-3004
http://www.akame48taki.jp/

アクセスマップ
アクセスマップ図

赤目四十八滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 04:14 UTC 版)

赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、日本に数多く存在する四十八滝の一つで、三重県名張市赤目町を流れる滝川の渓谷にある、一連のの総称である。また、谷は赤目四十八滝渓谷(あかめしじゅうはちたき けいこく)と称される。


  1. ^ 観光地点等分類ごとの入込客数”. 三重県雇用経済部 観光・国際局 観光政策課. 2015年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月25日閲覧。
  2. ^ なお、オオサンショウウオは日本では「世界最大の両生類」と紹介されることが多いが、同属異種のチュウゴクオオサンショウウオが同格であり、したがって「最大種」は存在せず「最大級」2種がいる(2010年時の知見)。
  3. ^ TBS系列 『飛び出せ!科学くん』 2009年8月24日放送回など。
  4. ^ 三重県告示第758号”. 三重県公報. 三重県. p. 9 (2017年10月31日). 2023年8月27日閲覧。


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