覚園寺とは? わかりやすく解説

かくおん‐じ〔カクヲン‐〕【覚園寺】


かくおんじ 【覚園寺】


覚園寺

読み方:カクオンジ(kakuonji)

別名 黒地蔵

宗派 真言宗泉涌寺派

所在 神奈川県鎌倉市

本尊 薬師如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

覚園寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 21:49 UTC 版)

覚園寺(かくおんじ)は、神奈川県鎌倉市二階堂にある真言宗泉涌寺派の仏教寺院である。山号を鷲峰山(じゅぶせん)と称する。本尊は薬師三尊開基北条貞時開山は智海心慧(ちかいしんえ)である。鎌倉幕府執権北条家歴代の尊崇を集めた寺院である。相模国武蔵国を結ぶ金沢街道から北に入った谷戸の奥に位置し、境内および周辺は自然環境が良好に保全され、都市化が進む以前の鎌倉の面影を最もよく残す寺の1つといわれている[3]。境内は国の史跡に指定されている。


注釈

  1. ^ 岩波写真文庫復刻ワイド版『鎌倉 1950』に、1950年頃の覚園寺の写真が掲載されており、当時は寺内がかなり荒廃していたことが分かる。
  2. ^ この種の三尊像の、文化財としての名称は「〇〇如来及両脇侍像」と表記するのが通例だが、本三尊像については指定名称が「薬師如来及日光菩薩・月光菩薩坐像」となっている。

出典

  1. ^ a b c d 新編鎌倉志 1915, p. 25.
  2. ^ 新編相模国風土記稿 二階堂村 覚園寺.
  3. ^ a b 『鎌倉歴史散策』、p.40
  4. ^ 新編鎌倉志 1915, p. 26.
  5. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.108 – 109;『関東古寺の仏像』、p.94;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、pp.72 – 73
  6. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.20;『関東古寺の仏像』、pp.94 – 96
  7. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.22;『月刊文化財』501号、pp.12 – 15
  8. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、p.110;『かたちの美 やさしい古建築の味わい方』、p.73
  9. ^ 『覚園寺 開山智海心慧七百年忌記念』、pp.92, 104, 106


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