西在家々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:09 UTC 版)
西在家 麗(にしざいけ うらら) 森戸南女学館で未来の友人となる。作中ではある理由から「うらら」とひらがな表記される。香道の家元、西在家当代の令嬢。四女。ショートカットが似合うボーイッシュな少女。おてんばで活発。いつも健康的に日焼けしている。西在家の中ではその肌と活発振りから“ウリ坊”と呼ばれることが多い。 麗美たちの伝説の先輩・七代目華雅御前でもある西在家香織の妹で、華雅学園についての知識はあるが、自分には向いていないことを自覚している。また、現在の家に引っ越す前、華雅学園の幼稚舎を受験し、合格しているが、ある事情から入園しなかった。未来を“ミッキー”と呼び始めた最初の人物。 西在家 朱海(にしざいけ あけみ) 鎌倉にある御成学院高校の2年生。麗の兄。宝珠流香道の家元の次期後継者で、17歳の誕生日(10月9日)に免許皆伝を拝し、若宗匠となる。良家の子息であり、性格も快活で明朗な上に精悍な容姿であるゆえ、森戸南では「不可侵条約松の上」とされる「憧れの君」的な存在。西在家の中では“みー君”と呼ばれることも。バイクを所持している。 友人たちと念願のヨットを手に入れたものの、繋留場所について考えあぐねていたところ未来の父と会い、未来の家の船着き場にヨットを置かせて貰えることになった。その縁もあり、未来とは頻繁に顔を合わせるようになる。以来、周囲の人間には微笑ましく映るほど、未来にアタックしているのだが、鈍感な未来にはなかなか気づいてもらえなかった。 終盤では、国内の大学ではなく、海外の大学に2年間留学するつもりで、TOEFLの勉強を始める予定。 西在家 香織(にしざいけ かおり) 西在家々長女。七代目華雅御前の異名を持つ妖しく美しい容姿。華雅学園では伝説的存在。高等部在学中に「西 さやか」のペンネームで少女小説家としてデビューしたものの、ある事情で卒業直前に自主退学(その後、内密に卒業したことになっている)。同業の久米かおりを「香織」の名がペンネームに使えなかった経緯、及びある事件からライバル視している。 身内以外の異性を見ると恋をしてしまう悪癖を持つ。 現在は1人暮らしだが、スランプに陥ると葉山の実家の蔵(改装済み)にカンヅメになる。度々、未来と同じ年頃の小熊を付き人として従えている。 西在家 毬(にしざいけ まり) 西在家々三女。東京で一人暮らしの大学生。他人に化粧や着せ替えするのが趣味で、未来をいたく可愛がっている。 西在家 杠隹(にしざいけ こうさい) 宝珠院流香道第十三代家元。朱海達の父。 西在家 茜(にしざいけ あかね) 朱海達の母。気丈でしっかり者。金沢出身で加賀友禅を扱う大店のお嬢さんだった。 岸田(きしだ) 第2巻より登場。下の名は不明。無事故無違反三十年を誇る、西在家々のお抱え運転手。
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