蘇莫者とは? わかりやすく解説

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そまくしゃ【蘇莫者】

読み方:そまくしゃ

雅楽唐楽盤渉(ばんしき)調で古楽の中曲。舞は一人舞で、猿面をつける。笛役が一人侍立して竜笛を吹く。聖徳太子が笛を吹き山神舞った姿とされる。そまくさ。


蘇莫者

読み方:ソマクシャ(somakusha)

雅楽の一。唐楽属す盤渉調の曲


蘇莫者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/11 15:58 UTC 版)

蘇莫者(そまくしゃ)は、雅楽の左方 :唐楽の曲名の一つ[1]

唐楽 盤渉調で、管絃と舞楽がある。

舞楽は舞人1人による走舞である[1]。山の神あるいは老猿を表す金色の面をつけ、左手に霊芝のような桴(ばち)を持って舞うのが特徴である[1]

舞楽の構成としては序と破から成り、このうち破の楽章は管絃としても演奏される。

脚注

  1. ^ a b c 「皇室」編集部 編 『宮内庁楽部 雅楽の正統』扶桑社、2008年、98頁。ISBN 9784594056599https://books.google.co.jp/books?id=sq9JEAAAQBAJ&pg=PA982021年11月1日閲覧。"楽曲の由来は定かではない。四天王寺によると聖徳太子が信貴山で、『教訓抄』によると、役の行者が笛を吹きながら大峰を歩いていると、その笛の音のすばらしさに、山神が老猿の姿になって舞を舞った。その姿を舞にしたという。"。 




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