自己診断機能
組み込み自己診断
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 12:14 UTC 版)
組み込み自己診断(くみこみじこしんだん、英: built-in self-test, or built-in test、BIST, or BIT)は、自己診断機能(じこしんだんきのう、英: self-diagnosis function)ともいい、機械が自分自身を検査できる機構である。技術者は、次のような要件を満たすためにBISTを設計する。
- ^ Martínez LH, Khursheed S, Reddy SM. LFSR generation for high test coverage and low hardware overhead. IET Computers & Digital Techniques. 2019 Aug 21.UoL repository
- ^ Marinescu, M., 1982. Simple and Efficient Algorithms for Functional RAM Testing. 1982 IEEE Test Conference, Philadelphia, (Nov.). IEEE Computer Society, pp. 236-239.
- 1 組み込み自己診断とは
- 2 組み込み自己診断の概要
- 3 命名
- 4 参照項目
自己診断機能
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「エンジンコントロールユニット」の記事における「自己診断機能」の解説
1980年代中盤以降のECUには、エンジンを制御するセンサーの故障を自己診断する機能(オン・ボード・ダイアグノーシス)が設けられていることが多い。ECUコネクタの特定の端子を短絡させるなどの操作で、メーターユニットのエンジンチェックランプを点滅させ、その点滅回数や点滅パターンから特定のセンサーの不具合を表示することができる。 また、このような機能を持つ車両は前述のエンジンチェックランプが走行中に点灯した場合には、ECUが何らかのセンサー異常を検知した事を記憶するため、速やかに整備工場で診断を受けるよう説明書で指示されている事が多い。 整備工場ではメーターパネルを用いてのダイアグノーシスの他に、そのメーカーのECUに適合した専用の外部診断機器を車体側のコネクタに接続してさらに詳細な診断を行うことができる。当初はこのコネクタは各社毎規格がばらばらで、1990年代中盤ころに世界的な規模で診断機能の統一を図る動きが広がり、OBD規格が制定された。アメリカでは1996年以降はこのOBD規格に準拠したコネクタの搭載が義務付けられている。日本車でも現在ではほとんどの車両がOBD規格に準じたコネクタを搭載し、整備工場が複数の診断機器を持つ財政的な負担を和らげることに貢献している。
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