結納品
結納品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 03:21 UTC 版)
結納の品は現物式と、金封式の2つの形式がある。現物式とはお酒、肴、昆布、友白髪などの結納の品を本物で用意する結納の事。基本的には現物式が日本古来からの正式(伝統的)なもの。金封式は現物で用意する品をお金で代用し「本来は用意しなければならないところお金をお渡しするのでご自分でご用意して下さい」という意味合いとなる。金封式の例としては酒料、肴料、酒肴料などがある。また、結納の品は全て白木の献上台に乗せる。白木であるという事は一度きりしか使わないという強い意思の表れであり、汚れがなく2度使うことはありませんという意味である。結納品として用いられる物も地域によって多種多様である。結納品にはそれぞれめでたい意味づけがなされている。結納品は水引で豪華に飾られ、一式で数万円から数十万円がかけられる。おおまかに関東と関西でその内容が異なる。結納品の数は5品・7品・9品など奇数とされる。これは陰陽五行説(陰陽道)により奇数は陽数とよび縁起の良い数、偶数は陰数とよび縁起の悪い数とされたことによる。偶数は2で割れることから「別れる」ことに通じるため避けられるというのは俗説で、最近ではさらに偶数でも2だけはペアだから良いとか、本来の意味が失われつつある。
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「結納品」の例文・使い方・用例・文例
- えっ、結納品にン十万円?
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