皆人の協力者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 15:01 UTC 版)
瀬尾 香(せお かおる) 声:中井和哉 / 小西克幸 185センチメートル、65キログラム 光と響の葦牙であり、生前の建人の親友。アルバイト先の工事現場で皆人と知り合い、彼の人柄を気に入り友人となった。老けて見られるが皆人とは見かけほど年は離れていない。女性にセクハラをして、粗暴で金にうるさく、さらに図々しくて他人の迷惑をものともしない、一言で言えば「ガラの悪い」人物だが、情に厚く、男気溢れた所があり、頼りになる存在でもある。大学6年生で現在はまったく通学せず請負業で生計を立てているが、不規則で不安定な収入では足りないので光・響がアルバイトを掛け持ちし生活費を工面している。お金がなくなると美哉を頼って出雲荘へ飯をたかりに行ったりする(そのため美哉には「クズの人」と言われている)。 建人とは大学の友達で建人がM・B・Iに入ってからも親友付き合いをしていた。鶺鴒計画に関するさまざまな事情に詳しく、美哉とも建人が存命の頃からの顔なじみで「美哉ちゃん」とちゃん付けで呼んでいる。もともと建人の家だった出雲荘に美哉が建人とともに住むようになった当初、まったく家事のできなかった建人と美哉にかわって家事一切を取り仕切り、美哉に料理を一から教え込んだ。また出雲荘の建物の維持管理も頼まれていたらしく、建人の依頼で出雲荘201号室へ続く隠し扉を作ったのも彼である。このように、見かけによらず何でもこなす器用さがあり、高い家事能力の持ち主である。 建人の死の経緯も知っており、そのため御中を許せないと思っている。建人によって「服(まつ)ろわぬ葦牙」と呼ばれる特別な能力を授かっている模様。 後に4児の父となるがその後もその調子であり、いざとなったら実家を頼る計画を立てている。 光・響(ひかり・ひびき) 声:甲斐田裕子・根谷美智子 / 同左 166センチメートル、58キログラム、B93・79 / W58 / H90 瀬尾のセキレイ。光がNo.11で響はNo.12。息の合った双子で、アルバイトの制服姿が多く、戦闘時はボンデージファッション。黒服・巨乳で気性の激しい光と、貧乳で光を宥める役の響で常に一緒に行動する。2人とも電撃を操るセキレイで、強力なコンビネーション技も持つ。第壱段階では(すべて焰に妨害され、結果的に一度も成功しなかったが)「羽化前のセキレイを鶺鴒計画に巻き込ませない」という目的で、羽化前のセキレイを専門に襲うというルールに反した行いをしていた(第1話で羽化前の結を狙っていたのは、それが理由)。瀬尾の生活費を補うため日夜アルバイトに追われ、他のセキレイからも「葦牙がクズの〜」と毎度言われるほど苦労人として有名。瀬尾とは常にケンカしているが、彼が月海を強引に羽化させようとするそぶりを見せた時は「浮気者!」と激しく怒ったり、第参段階の壱回戦で瀬尾を鉄パイプで殴り昏倒させた真田に激昂するなど、瀬尾の面倒はまんざらではない様子が随所に描かれている。その後、二人共瀬尾の子供を作り、雷蔵、雷電、雷明、雷豪を産む。二人共双子である。 二人が祝詞を唱える技は、天空から強大な雷を落とす「神鳴(かみなり)」。月海からはお笑い要員扱いされたが、焰曰く「負け犬根性がついてるけど、戦闘経験は僕より多い」とのことで、実は能力・実力ともにかなり高い。
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