生硬とは? わかりやすく解説

せい‐こう〔‐カウ〕【生硬】

読み方:せいこう

[名・形動態度表現などが、未熟でかたい感じがすること。また、そのさま。「—な訳文

[派生] せいこう[名]


生硬

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:13 UTC 版)

名詞・形容動詞

せいこう

  1. 頑固で、世情人情通じないこと。世慣れていないこと。特に翻訳などがこなれていないこと。
    逆説的にいえば、彼等評論こそエロチシズム評論ではないか――などという揚足取りを、まさか僕はしたくありませんが、大体に於て公式的にものを考え公式的な文章を書く人の言葉づかいは、科学的医学的政治的何だ知りませんが、随分生硬どぎついような気がしますね。(織田作之助杓子について』)
    もともと、Farce笑劇と訳すのは、Comédie喜劇と訳すやうに、甚だ文学的でないやうに思はれるが、これも時代を経るに従つて、訳語生硬さがなくなるであらう。(岸田國士ファルス近代性』)

類義語

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