牧草として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/15 21:11 UTC 版)
沖縄では戦前からあるというが導入の時期は明らかではない。ともかく水湿地に生育するのが大きな特徴で、従って他の牧草が生育できないような湿地や沼地などの環境では本種の栽培が大いに役立ち、那覇近郊では牛馬の粗飼料として用いられてきた。ただし他の牧草に比べると栄養価では劣り、家畜の嗜好性も高くない。そのあたり、牧野原著(2017)で『期待がもてる匍匐性の牧草』とあるのはやや的外れに見える。
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牧草として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 16:18 UTC 版)
牧草として古くから利用され、そのために世界各地に持ち込まれた。刈り取り物の葉の含有率が高く、窒素濃度が高い上に繊維の含有率が低く、家畜用の餌として効果が高い栽培品種が幾つも作出され、用いられている。 沖縄でも古くより牧草としてよく利用された。玉代勢(1989)では『沖縄本島地域においてもっとも収量の多い牧草』であり1975年頃には『“牧草”と言えば即』本種を指す、というほどであったという。ただし冬期には成長が悪く、収量が大きく減少する問題があり、沖縄ではこの時期がサトウキビの収穫期に当たるため、それを粗飼料に当てるなどの対応をされたという。その後サイレージによる長期貯蔵が行われるようになっている。
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