炎プロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 13:58 UTC 版)
炎プロのモデルは「(株)ビッグバンプロジェクト」で、大哲、ヤス、ヒーローの3人は島本和彦のプロダクション「(株)ビッグバンプロジェクト」に在籍する実在のアシスタントがモデルである。 炎尾燃(ほのお もゆる) 詳細は「炎尾燃」を参照 主人公の熱血漫画家。炎プロというプロダクションをかまえている。なお、いつもつけているヘッドギアにはあまり意味はないらしい。 前杉英雄(まえすぎ ひろ) 炎プロでは主に『ヒーロー』と呼ばれる。もう一人の主人公で第一話から炎尾燃のアシスタントになる。熱意はあるが失敗も多い。炎尾のスタイルを色濃く受け継いでいて時として思想の違いから燃や萌と対立することもある。 口癖は「おれがなんとかします!」「おれが録っときました!」「おれが買ってきます!」 連載開始当初はクリエイター学校に通う漫画家の卵だったが、雑誌『クラッシャー』の引き抜き事件をきっかけに、炎プロから独立した。『甲虫プレジデント』 前杉英雄の作品。ネプチューン大甲の名で連載。人気ゲームのコミカライズ作品で、後にぱみぱに連載を(半ば強引に)引き継がせる。 ヤス 炎尾燃のチーフアシスタント。暴走しがちな炎尾以下アシスタント達をときには冷静に諭す突っ込み役。ただし、根本的には同類の熱血系。 ひと一倍周囲に気をつかうため平気で雰囲気をぶち壊す存在を苦手とする。また、常に充分に余裕を持っていないと気がやすまらない。 背景作画及び全体の仕上げの指示を担当する。背景作画のスピードは目をみはるほどに速い。時には炎尾の指示にそむいて作画時間を調整する。 専門学校の講師も勤め、後にパチンコ雑誌に連載を持つようになる。 口癖は「余裕ですよ!」「大丈夫ですよ!」「しかし先生、締め切りは!?」「それで先生、締め切りは!?」 大哲(だいてつ) 炎尾燃のアシスタント。子供番組と玩具をこよなく愛する。特撮ヒーローなどに強く影響を受けていて、作中のセリフをよく持ち出してくる。ただそのまま使うのではなく自分の言葉になおして使うのでどこから引用しているのか分からない場合も多い。本人はしっかり分かっているらしい。 背景作画、オモチャ買い入れ担当。また、わからないことは調べておかないと気がすまないため、資料の選別に能力を発揮する。 萌(もゆ) 炎尾燃の偽者炎尾燃(ほのお もゆ)として登場したが、本物の熱烈なファンであったために、結局は非常勤のアシスタントになる。自らの連載も持つ。ヘッドギアを装着するときだけ「ニセ炎尾燃」となる。 炎尾と同じタッチで描けるため忙しいときには重宝されるが「人物は炎尾自身が」という信念が強いために主にモブなどを担当している。口癖は「しょせん俺はニセ炎尾燃だ」 モデルは漫画家の一本木蛮。実際にイベントで一本木が萌のコスプレをしてステージに登壇した事もある。『バーニングプロジェクト』 炎尾燃名義で出した『ファイヤープロジェクト』の同系作。
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