瀉血とは? わかりやすく解説

しゃ‐けつ【×瀉血】

読み方:しゃけつ

[名](スル)病気の治療のため、血液一定量取り除くこと。血液中の有毒物質除いたり、一時的に血圧下げたりする目的行われたが、最近では交換輸血場合以外には行われない血抜き


瀉血、静脈穿刺

【仮名】しゃけつ
原文phlebotomy

血液採取するための静脈への針の穿刺。「venipuncture静脈穿刺)」とも呼ばれる

瀉血

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/09 20:06 UTC 版)

瀉血(しゃけつ)とは、人体の血液を外部に排出させることで症状の改善を求める治療法の一つである。古くは中世ヨーロッパ、さらに近代のヨーロッパやアメリカ合衆国の医師たちに熱心に信じられ、さかんに行われた[1] が、現代では医学的根拠は無かったと考えられている。現在の瀉血は限定的な症状の治療に用いられるのみである。




「瀉血」の続きの解説一覧

瀉血

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/24 00:01 UTC 版)

真性多血症」の記事における「瀉血」の解説

瀉血(しゃけつ)とは血液抜いて捨て去る治療であり、血液細胞が多すぎる病気である真性多血症では基本的な治療である。 Ht>55%が治療開始目安であり、1回の瀉血は400-600ml程度である。瀉血した後一ヶ月程度Ht元に戻るのでHtを見ながら繰り返し瀉血し、理想的にHt男性45%以下女性で42%以下血小板数を40/μl以下にコントロールすること、あるいは少なくともHt45%以下を目標とする。瀉血を繰り返すうちに貯蔵がなくなるとヘモグロビン材料乏しくなるため、赤血球小型の物になり、Ht増加抑え易くなる。そのため赤血球小さくなっても鉄剤投与厳禁である。ただし、研究者によっては欠乏皮膚掻痒増大倦怠感招きQOL下げるとして鉄剤投与肯定的な意見もある。

※この「瀉血」の解説は、「真性多血症」の解説の一部です。
「瀉血」を含む「真性多血症」の記事については、「真性多血症」の概要を参照ください。

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瀉血

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 04:47 UTC 版)

名詞

しゃけつ

  1. 治療のために血液一部対外排出すること。

発音(?)

しゃ↗けつ

翻訳

動詞

  1. 治療のために血液一部対外排出する

活用

サ行変格活用
瀉血-する

翻訳


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