淀橋浄水工場着工とは? わかりやすく解説

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淀橋浄水工場着工

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 19:31 UTC 版)

淀橋浄水場」の記事における「淀橋浄水工場着工」の解説

1888年明治21年)に内務省設置され市区改正委員会水道改良実施決議し調査検討結果1890年明治23年7月1日に『東京水道改良設計書』が内閣総理大臣認可得た同年9月東京市会本会議全会一致で、水道改良650万円及び道路河濠橋梁公園改正350万円合計1,000万円市区改良費を5年計画認めた当時一般財政年額50万円ほどで東京市民にとっては負担増を意味し水道改良中止求め反対運動まで起きた暫くして下火となった1891年明治24年11月1日府庁内に水道改良事務所設置された。当初は、内務省衛生局雇間技師バルトンの第2次報告書にある、玉川上水路により多摩川千駄ヶ谷村浄水工場浄水所)へ導いて沈殿ろ過したのちに、麻布及び小石川給水工場給水所)へ送水し、浄水工場併設され給水工場含めて3箇所給水工場からポンプ圧送あるいは自然流下市内配水する案を軸に検討したが、のちに内務省技師補の東京市水道技師中島鋭治工学博士再検討した『東京水道改良計画書』で、浄水工場千駄ヶ谷村から淀橋町へ、給水工場麻布小石川から本郷それぞれ変更し淀橋以西和田堀まで新水路を築造する意見盛り込まれ同年12月1日市区改正委員会議決され設計変更された。1892年明治25年6月から1893年4月にかけて東京市淀橋浄水工場予定地の地権者厳し交渉の末、用地買収完了した買収完了先行して1892年明治25年9月21日淀橋浄水工場事務所建築盛土工事着工し同年12月新水工事着工し1893年明治26年10月22日に、上野駅及び新橋駅から仕立てた特別列車による約3000名の来賓迎えて淀橋浄水場改良水道起工式盛大に挙行した。

※この「淀橋浄水工場着工」の解説は、「淀橋浄水場」の解説の一部です。
「淀橋浄水工場着工」を含む「淀橋浄水場」の記事については、「淀橋浄水場」の概要を参照ください。

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