架空請求詐欺とは? わかりやすく解説

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かくうせいきゅう‐さぎ〔カクウセイキウ‐〕【架空請求詐欺】

読み方:かくうせいきゅうさぎ

架空費目請求行い金品だまし取ること。請求書送りつけて、現金指定した口座振り込ませるなどの手口があり、請求方法は、封書電子メール電報などさまざま。詐欺罪恐喝罪対象となる。→振り込め詐欺


架空請求メール

読み方かくうせいきゅうメール
別名:架空請求詐欺

架空請求メールとは、事実無根料金請求書任意のアドレス保持者にメール送りつけ、支払い要求する手口詐欺、あるいはそのような内容書かれメールのことである。

架空請求メールは、「へたな鉄砲数打ちゃ当たる」式の発想基づいて無作為にメール発信し、「もしかしたら」と気に病んで料金払い込んでしまう人がいるのを期待する詐欺手口である。請求内容は当然、事実としての支払い義務など発生していない。それどころ当の商品・サービス、あるいは事業者そのもの架空である場合珍しくない

架空請求メールには、おおむね支払い遅滞お知らせから、利用者身元がすでに確認されていること、期日までに支払いない場合には「法的措置訴える」旨、などが記載されるメール受け取った人に憶測めぐらせるため(そして事実がないために内容はあいまいで抽象的である。その多くは、冷静になって読めば一笑に付すことができる。

でっち上げられて請求される利用料」としては、はじめはオンラインショッピングでの商品購入代金や、アダルトサイトコンテンツ閲覧料金出会い系サイトへの登録料金などである場合多かったが、やがて当の事業者ではなく事業者から依頼され回収業者名乗ってくるケース増えていった。請求メール自体も、半ば脅迫いたもの多くなってきている。

架空請求メールは、メールアドレスリストさえあれば簡単に実行できるという安易さがあり、2002年2004年中心として非常に盛んに横行した。「個人情報保護方針」の整備などが進んだ現在では、架空請求メールのような手口一時期のような流行見せてはいないが、代わってフィッシング詐欺さらにはスピアフィッシングのような新たな手口詐欺登場し問題となっている。


架空料金請求詐欺

(架空請求詐欺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 16:08 UTC 版)

架空料金請求詐欺(かくうりょうきんせいきゅうさぎ)、架空請求詐欺(かくうせいきゅうさぎ)とは、契約した覚えのないものをどこかで契約したかのように見せかけ、「架空」の名目で請求し、お金をだまし取ること[1]




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