日本の圏谷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 05:13 UTC 版)
日本国内では、日本アルプスおよび日高山脈などで圏谷が現存している。カール底にあるモレーンや堆積物を対象にして氷河が発達・衰退した年代の推定が行われている。立山連峰に現存する氷河の規模はいずれも1km内外であり、また氷河が現在よりも発達した最終氷期においても、規模は大きいものでもせいぜい10kmで、数百m程度の小規模なものも多く、それほど大規模の氷河はなかったとされる。 日高山脈 幌尻岳 七ッ沼カール・北カール・東カール カムイエクウチカウシ山 八ノ沢カール・九ノ沢カール・コイボクカール 北戸蔦別岳 戸蔦別カール エサオマントッタベツ岳 北カール 春別岳 十ノ沢カール 飛騨山脈 薬師岳の圏谷群(国の特別天然記念物) 穂高岳 涸沢カール 槍ヶ岳 槍沢カール・天狗原カール 立山 山崎カール(国の天然記念物)・内蔵助カール・御前沢カール 白馬岳 白馬大雪渓 黒部五郎岳 黒部五郎カール 木曽山脈 宝剣岳 千畳敷カール 空木岳 空木平カール 南駒ヶ岳 摺鉢窪カール 赤石山脈 仙丈ヶ岳 薮沢カール・小仙丈カール・大仙丈カール 間ノ岳 細沢カール 荒川岳 荒川カール
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