日本のインターチェンジ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:25 UTC 版)
「インターチェンジ」の記事における「日本のインターチェンジ」の解説
日本でのインターチェンジは、道路法(昭和二十七年六月十日法律第百八十号)第四十八条の三に定義された「自動車専用道路の部分を道路、軌道、一般自動車道又は交通の用に供する通路その他の施設と交差させようとする場合の当該交差の方式」に規定された立体交差となる施設であり、インターチェンジの所属する道路の道路管理者(国土交通省、道路管理会社、都道府県など)が管理し名称等を決定している。 「インターチェンジの構造」は、複数の道路との間をランプを介して接続し、交差は立体交差となっている構造である。道路構造令における第1種の高速自動車国道、および自動車専用道路の場合は、第3種や第4種とランプで接続しているインターチェンジの構造のとき、インターチェンジとしている。 道路構造令における第2種の都市高速道路などは、インターチェンジの構造であってもランプが1本や2本など少ないこともあり、特にインターチェンジの名称はつけていないことがほとんどである(例:福岡高速環状線天神北出入口(天神北ランプ)など)。 道路構造令における第1種の高速自動車国道、および自動車専用道路や第2種の都市高速道路などのそれぞれをランプで接続している構造は、インターチェンジの構造であるが特にジャンクションとしている。 道路の本線車道は、インターチェンジに含まれない。また、複数の道路の本線車道の相互が直接接続する場合は、インターチェンジではない。 一般道路などでは、インターチェンジの構造であっても、名称にインターチェンジを用いないこともある。 道路構造令では、第1種と第2種の道路はほかの道路との接続はランプで接続しなければならない。ただし、本線車道の相互での平面接続は可能である(交差は不可)が、実際としては交通障害にならないような連続する構造がもっぱらである(高速道路での左右ルートへの分流・合流する箇所など)。 道路立体交差のうち、「ランプが複数ある構造の施設」が「インターチェンジ構造の施設」であり、そのインターチェンジ構造の施設の一部に○○インターチェンジと名称がつけられている。ジャンクションとは、インターチェンジ構造の施設であり構造上では何らインターチェンジと変わりはない。
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