日本のインドカレーの父
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 06:45 UTC 版)
「ラース・ビハーリー・ボース」の記事における「日本のインドカレーの父」の解説
2001年にレトルト食品で市販市場に参入、2014年に「新宿中村屋ビル」のグランドオープニングを果たした株式会社中村屋の宣伝では 『昭和初頭に日本に普及していた「カレーライス」は、インドのカレーとは全く別物であった。イギリス式に改変されたカレーが、さらに軍隊式に簡略化されて安価な食べ物として普及していたためである。ボースはかねがね「インドのカレーはあんなものではない」と憤慨していたが、中村屋が1927年に喫茶部を新設する際、相馬夫妻に本格的なインドカレーを出すよう強く進言し、米(白目米)や鳥(軍鶏)にまでこだわり、自らメニュー開発に関わった。これが同店の名物メニューとして現在まで続いている「純インド式カリー・ライス」である。』となっている。 日本初の本格的インド料理店「ナイルレストラン」は、ラス・ビハリ・ボースのもとで日本でインド独立運動をしたA.M.ナイルが、インドが自治国になった年1949年に開店した。現在も同じ場所でA.M.ナイルの息子と孫が経営し、A.M.ナイル独自が創作したカレー料理を伝えている。
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