日本で「預言者」とされる人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 08:13 UTC 版)
「預言者」の記事における「日本で「預言者」とされる人物」の解説
日本では、『立正安国論』で内憂外患を説いた鎌倉仏教の日蓮、非戦論を唱え戦争に反対した無教会主義キリスト教の内村鑑三や矢内原忠雄などが「預言者的人物」とされる。その根拠となるのは強烈な召命体験と終末意識に立脚した社会批判であり、その主張により伝統的宗教の祭司と対立し社会から迫害される点にある。預言者はしばしば社会の危機的状況において出現し時代の変革を促進する。 このほか新宗教系では、大本の出口王仁三郎や、真光系の岡田光玉、阿含宗の桐山靖雄なども預言者とされる。 オウム真理教の麻原彰晃は、ノストラダムスの予言などの「予言」を自らの宗教体系に取り込み、予言を繰り返した上で自らを絶対的預言者と称した。
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