日下部 満三
東京芸大作曲科卒、在学中安宅賞受賞、ウィーンでピアノを学ぶ。ピティナ新曲課題曲作品賞4年連続受賞。ピティナ正会員、新曲選定委員、東京家政大講師。
在学中より作曲家の会「環」に参加。以後30年余、会を中心に作曲活動。 第14回定期演奏会では労作「大手拓次の詩による2つの歌みどり色の蛇」を発表。音楽の友誌上で高い評価を得た。その後独学で研鑽してきたピアノの勉強を、ケンプの直弟子である滝崎鎮代子のもとで再開、音色や表現、ピアニズム等大きな評価を受けた後ウイーンに留学。ヨーゼフ・ディヒラー、ロマン・オルトナーのもとで古典音楽、ピアノ伴奏法を学ぶ。
また同時に聴講したパウル・バドゥーラ=スコダ゛のマスタークラスでは大きな音楽的啓示を受けた。ディヒラーやオルトナーからは、音楽解釈や技術の高さを賞賛された。帰国後室内楽を中心に多くの演奏活動を重ねて現在に至る。
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