文庫本の比較
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現在の底本として、「校本宮澤賢治全集」の鑑賞用普及版である「新修宮沢賢治全集」(1980年)が主流となっている。 『宮沢賢治全集7』筑摩書房〈ちくま文庫〉、1985年12月。ISBN 4-480-02008-X。 - 新修宮沢賢治全集が底本。異稿(第1次-3次稿)も収録している。 『新編銀河鉄道の夜』新潮社〈新潮文庫〉、1992年11月。ISBN 4-10-109205-2。 - 新修宮沢賢治全集が底本。別に同文庫『ポラーノの広場』に第3次稿が収録されている。 『銀河鉄道の夜』角川書店〈角川文庫〉、1996年5月。ISBN 4-04-104003-5。 - 【新】校本宮沢賢治全集が底本。 鎌田東二 『宮沢賢治「銀河鉄道の夜」精読』岩波書店〈岩波現代文庫〉、2001年12月。ISBN 4-00-602045-7。 - 第1次-4次稿を収録。 谷川徹三編 編 『銀河鉄道の夜 他十四篇 童話集』(第80刷改版)岩波書店〈岩波文庫〉、2007年4月。ISBN 4-00-310763-2。 - 谷川徹三による校訂。第3次稿が混淆した本文で、ブルカニロ博士が登場する。底本は校本全集より前の1956年版全集(筑摩書房)であるが、賢治の弟で研究者の宮沢清六に示唆を受け、草稿の順序を入れ替えた。
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