整備状況など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 15:19 UTC 版)
知りぬらむ往き来にならす塩津山世に経る道はからきものぞと 紫式部 車両での通行は不可能な峠である。自転車などの軽車両でも走行は不可能である[要出典]。このハイキング・コースは深坂古道とも呼ばれており、中部北陸自然歩道の一部となっている。また、『湖国百選 水編』(1988年)には「深坂地蔵掘り止めの水」が、同『街道編』(1989年)には「深坂越」が、指定されている。 滋賀県側は、峠付近の車道から深坂地蔵堂まで参拝道が整備されており、21世紀初頭現在においても深坂地蔵堂には多くの参拝者が訪れる。福井県側は、本来の古道がやや拡張されているもののそのままの経路で残されており、かつてこの峠を越えた歌人の笠金村(後述)や紫式部の歌碑や、古道の由来を記した複数の案内板が設置されている。交通の基盤は近世に開かれた新道野越(国道8号)に譲っていることから、ひっそりと佇む昔から変わらない峠の風景が味わえる場所である[要出典]。
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