心肺機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 15:07 UTC 版)
血液や冷却水の循環を司る器官で、ポンプとふいごを組み合わせて構成されている。動力は無く、所定の位置に仮面をセットすると、はずみ車が自然に回転を始めてポンプとふいごを動かす。大概は操手の座席の下(操兵の腹部)に配置される。ポンプにより全身を循環する血液はふいごによって取り込まれた空気で活性化され、筋肉筒を維持している。血液には凝固作用があり、筋肉筒に受けた傷が小さい場合は凝固して自然治癒を促す。すなわち、操兵は巨大ロボットでありながら、呼吸し血を流す存在である。冷却水は基本的には汗と同じく気化熱で冷却するタイプで、ラジエターに当たる装置はない(シン国のラグン・ファーケンは背中に冷却板を持っているが、猛暑用の追加装備であり、これだけで冷却を賄っている訳ではない)。このため、激しい運動を続けると冷却水はあっという間に消費してしまう。
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